軽ハンデを活かして、スルーセブンシーズが鋭い末脚を発揮(第41回中山牝馬S)

 3月11日、中山競馬場で行われた第41回中山牝馬S(GⅢ)は、当協会会員、(有)キャロットファームの スルーセブンシーズ(牝5歳、美浦・尾関知人厩舎、C.ルメール騎手)が9番手から追い込みました。芝1,800m(良馬場)の勝ちタイムは1分46秒5。通算成績は11戦4勝、重賞レースは初勝利になります。
1番人気のアートハウス(57㎏)は4着。前走3勝クラス特別1着のスルーセブンシーズ(54㎏)が鮮やかに差し切った
1番人気のアートハウス(57㎏)は4着。前走3勝クラス特別1着のスルーセブンシーズ(54㎏)が鮮やかに差し切った
〈優勝馬プロフィール〉
スルーセブンシーズ(牝5歳)
馬 主:(有)キャロットファーム
調教師:尾関知人(美浦)
騎 手:C.ルメール
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・ドリームジャーニー 母・マイティースルー
通算成績:11戦4勝
総獲得賞金:102,648,000円

〈レーストピックス〉
・スルーセブンシーズは、本レースは初挑戦で初勝利。JRA重賞レースは5回目の挑戦で初勝利。
・(有)キャロットファームは、本レースは2015年(バウンスシャッセ)以来の勝利で通算2勝目。JRA重賞レースは前週の弥生賞ディープインパクト記念(タスティエーラ)に続く勝利で本年2勝目、通算131勝目。
・尾関知人調教師は、本レースは管理馬延べ4頭目の出走で初勝利。JRA重賞レースは2020年京都大賞典(グローリーヴェイズ)以来の勝利で本年初勝利、通算14勝目。
・C.ルメール騎手は、本レースは4回目の騎乗で初勝利。JRA重賞レースは前週のオーシャンS(ヴェントヴォーチェ)に続く勝利で本年3勝目、通算132勝目。
・ドリームジャーニー産駒は、本レースは産駒初出走で初勝利。JRA重賞レースは日経新春杯(ヴェルトライゼンデ)以来の勝利で本年2勝目、通算4勝目。