ご挨拶

ご一緒に、「夢」を語りませんか?

一馬主としての私は、馬に教えられ、馬と共に成長し、馬からたくさんの感動をもらい、さらに、馬を通して、多くのかけがえのない仲間を得ることができたことに、心から感謝しています。

世間には認知されず、たとえ名もなき馬であっても、馬主にとっては、一頭一頭が大切な愛馬。そしてたくさんのドラマを見せてくれる大きな「夢」でもあります。私は、自分の愛馬には、どんな時でも、「ありがとう。おまえも頑張れ、私も頑張るから。」そう語りかけます。愛馬への想いが溢れ、愛馬に手紙を届けたこともあります。馬たちは、多くの手を借り、その人々の努力と愛と想いを、そして私の「夢」を、その背中に乗せ一心に走ってくれているからです。

私たち馬主は、愛馬が競馬場というステージに立てる日まで、その日々の成長に、怪我や病気に、または調教の様子に、常々我が子のように心配をします。そして愛馬が競馬場でデビューする時には、そのスタートの合図に、まるで、自分が走るかのように心臓が高鳴ります。愛馬がゴールを目指し一生懸命走る姿に、私たち馬主は、いつも、明日への励ましと勇気、そして「夢」をもらっているのです。

私は、馬主の皆様お一人お一人が自分の馬を「愛馬」と言える心が、今日の競馬界を支えていると言っても過言ではないと考えています。私たち馬主は、結果が見えない大きな「夢」をサラブレッドに託し、仲間と競馬場に盛装して集い、愛馬の頑張りに心からエールを送り続けます。費用対効果を度外視してでも、馬主の「夢」は果てしなく続くのだと・・・、そのロマンを強く信じ続けるのが、私たち馬主であるのです。


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東京馬主協会 会長 森保彦

サラブレッドには、その語源の通り、血統を繋ぎ育てていくドラマがあります。本年は近代競馬が始まって150年になります。競馬の歴史は同時に馬主の歴史でもあります。私たちも諸先輩の「夢」を引き継いできました。馬主界では、次世代のドラマを創る皆さんのご参加を熱望しています。私たちの「夢」のバトンを受け取っていただけませんか?ぜひ、ご一緒に、競馬で「夢」を語り合いましょう。

さて、本年も、当東京競馬場では、日本ダービー(東京優駿)が行われ、10万人を超える観衆が、頂点に立ったサラブレッドと騎手に、惜しみない拍手を送りました。東京競馬場で行われる日本ダービーは、競馬に携わるすべての人々を魅了する最高峰のレースであり、ダービー馬のオーナーという称号は、私たち馬主の永遠の憧れです。

私たちは、ダービーが行われる東京競馬場をこよなく愛しています。馬主席からは、遠く新宿の高層ビルから富士山までを望むことができます。この見事な景観は、日常生活から離れて、心から「夢」を語らうことができる、素晴らしい憩いの場所でもあるのです。

日本競馬は世界一の公正競馬とも称されるように、世界に通用するフェアで魅力ある競技であり、また、安全安心な環境で、家族で楽しめる世界に誇れるエンターテイエメントとして認められています。海外から参戦する馬主の方々からも、たくさんのファミリーやカップルが競馬を楽しんでいる姿や、マナーが行き届いた穏和な国柄を、絶賛されているのです。

ご存知のように、世界のレースへ挑戦して勝利する日本馬も登場し、近年、海外レースでの日本馬の活躍は目覚ましいものがあります。日本は、世界の競馬パートワン国として、アジア競馬をリードする存在でもあります。我々馬主も、世界に誇る日本競馬の発展に寄与すべく、あらゆる努力を惜しまない所存です。

また、「夢」を求める我々馬主は、夢の一部は社会に恩返しするものとして活動しています。当東京馬主協会は、馬主会員の親睦を目的とするだけでなく、社会福祉活動を、その目的の中心に置いているのです。全国10の馬主協会とともに、それぞれの地域を中心とした社会福祉に積極的に参画し、さまざまなことを実践してきました。今後も小さな団体への援助など、心が通うような、きめ細やかなサービスを心掛けています。(福祉ページをご覧ください

ここ東京馬主協会は、我が国の伝統ある競馬史の中核を担ってきたという誇りを持って、競馬と、すべての馬主協会の発展に惜しみなく寄与するべく、邁進していきます。
そして、繰り返しになりますが、私たちと「夢」を一緒に語らう新しいお仲間、次世代の馬主になられる方のご参加を、心より希望しています。

「夢」は、人を選ばず、時を選ばず、ステージを選ばず、追い求め続けた者が手にできるものです。歴史の先人たちと同じように、未来を創る若者たちも、夢を追い求めることで、難題を解決し困難を克服する力を持つことができるのだと思います。「夢」には、果てしない続きがあるのです。

さあ、ご一緒に、「夢」を語りませんか?


おわりに

当ホームページは、会員の皆様の親睦と、社会福祉への貢献を目的としていますが、それに加えて、次世代の馬主候補の皆様に、馬主を身近に感じていただくことができましたら、こんなに嬉しいことはありません。
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