クラシックへ視界良好。素質馬に競り勝ったファントムシーフ(第57回共同通信杯)

 2月12日、東京競馬場で行われた第57回共同通信杯(GⅢ)は、当協会会員、(有)ターフ・スポートのファントムシーフ(牡3歳、栗東・西村真幸厩舎、C.ルメール騎手)が2番手から抜け出しました。芝1,800m(良馬場)の勝ちタイムは1分47秒0。通算成績は4戦3勝、JRA重賞レースは初勝利になります。
2番手を進んだファントムシーフがタッチウッド、ダノンザタイガー、タスティエーラら期待馬を引き離した
2番手を進んだファントムシーフがタッチウッド、ダノンザタイガー、タスティエーラら期待馬を引き離した
〈優勝馬プロフィール〉
ファントムシーフ(牡3歳)
馬 主:(有)ターフ・スポート
調教師:西村真幸(栗東)
騎 手:C.ルメール
生産者:谷川牧場(浦河町)
父・ハービンジャー 母・ルパンⅡ
JRA成績:4戦3勝
JRA総獲得賞金:74,574,000円

〈レーストピックス〉
・ファントムシーフは、JRA重賞レースは2回目の挑戦で初勝利。
・(有)ターフ・スポートは、本レースは2頭目の出走で初勝利。JRA重賞レースは2017年武蔵野S(インカンテーション)以来の勝利で本年初勝利、通算11勝目(1992年以降の成績)。
・西村真幸調教師は、本レースは管理馬初出走で初勝利。JRA重賞レースは2021年CBC賞(ファストフォース)以来の勝利で本年初勝利、通算9勝目。
・C.ルメール騎手は、本レースは2020年(ダーリントンホール)以来の勝利で通算2勝目。JRA重賞レースは2022年有馬記念(イクイノックス)以来の勝利で本年初勝利、通算130勝目。
・ハービンジャー産駒は、本レースは産駒3頭目の出走で初勝利。JRA重賞レースは2022年中山大障害(ニシノデイジー)以来の勝利で本年初勝利、通算33勝目。