ヴェラアズールが日本ダービー馬を並ぶ間もなく差し切り、GⅠ初制覇(第42回ジャパンC)

 11月27日、東京競馬場で行われた第42回ジャパンC(GⅠ)は、当協会会員、(有)キャロットファームのヴェラアズール(牡5歳、栗東・渡辺薫彦厩舎、R.ムーア騎手)が11番手から馬群を割って追い込みました。芝2,400m(良馬場)の勝ちタイムは2分23秒7。通算成績は22戦6勝、GⅠレースは初勝利になります。
3勝クラス、GⅡ、ジャパンCと3連勝。芝路線に転向して、わずか6戦目で古馬の頂点まで上り詰めた
3勝クラス、GⅡ、ジャパンCと3連勝。芝路線に転向して、わずか6戦目で古馬の頂点まで上り詰めた
〈優勝馬プロフィール〉
ヴェラアズール(牡5歳)
馬 主:(有)キャロットファーム
調教師:渡辺薫彦(栗東)
騎 手:R.ムーア
生産者:(有)社台コーポレーション白老ファーム(白老町)
父・エイシンフラッシュ 母・ヴェラブランカ
JRA成績:22戦6勝
JRA総獲得賞金:549,680,000円

〈レーストピックス〉
・ヴェラアズールは、本レースは初挑戦で初勝利。JRA・GⅠレースも初挑戦で初勝利。JRA重賞レースは京都大賞典に続く勝利で本年2勝目、通算2勝目。
・(有)キャロットファームは、本レースは2014年(エピファネイア)以来の勝利で通算2勝目。JRA・GⅠレースは2021年ホープフルS(キラーアビリティ)以来の勝利で本年初勝利、通算31勝目。JRA重賞レースはアルテミスS(ラヴェル)以来の勝利で本年6勝目、通算128勝目。
・渡辺薫彦調教師は、本レースは管理馬初出走で初勝利。JRA・GⅠレースは管理馬延べ13頭目の出走で初勝利。JRA重賞レースは京都大賞典(ヴェラアズール)以来の勝利で本年2勝目、通算4勝目。
・R.ムーア騎手は、本レースは2013年(ジェンティルドンナ)以来の勝利で通算2勝目。JRA・GⅠレースは2019年朝日杯FS(サリオス)以来の勝利で本年初勝利、通算9勝目。JRA重賞レースも2019年朝日杯FS(サリオス)以来の勝利で本年初勝利、通算17勝目。
・エイシンフラッシュ産駒は、本レースは産駒初出走で初勝利。JRA・GⅠレースは産駒延べ8頭目の出走で初勝利。JRA重賞レースは京都大賞典(ヴェラアズール)以来の勝利で本年3勝目、通算3勝目。