父譲りの鋭い末脚。重賞初挑戦のヴェラアズールが2馬身半差の快勝(第57回京都大賞典)

 10月10日、阪神競馬場で行われた第57回京都大賞典(GⅡ)は、当協会会員、(有)キャロットファームのヴェラアズール(牡5歳、栗東・渡辺薫彦厩舎、松山弘平騎手)が10番手から鮮やかに追い込みました。芝2,400m(稍重馬場)の勝ちタイムは2分24秒3。通算成績は21戦5勝、重賞レースは初勝利になります。
JRA重賞レース初出走馬が京都大賞典を制するのは、グレード制を導入した1984年以降初めて
JRA重賞レース初出走馬が京都大賞典を制するのは、グレード制を導入した1984年以降初めて
〈優勝馬プロフィール〉
ヴェラアズール(牡5歳)
馬 主:(有)キャロットファーム
調教師:渡辺薫彦(栗東)
騎 手:松山弘平
生産者:(有)社台コーポレーション白老ファーム(白老町)
父・エイシンフラッシュ 母・ヴェラブランカ
JRA成績:21戦5勝
JRA総獲得賞金:145,774,000円

〈レーストピックス〉
・ヴェラアズールは、JRA重賞レースは初挑戦で初勝利。
・(有)キャロットファームは、本レースは2019年(ドレッドノータス)以来の勝利で通算2勝目。JRA重賞レースは中京記念(ベレヌス)以来の勝利で本年4勝目、通算126勝目。
・渡辺薫彦調教師は、本レースは管理馬初出走で初勝利。JRA重賞レースは2021年フィリーズレビュー(シゲルピンクルビー)以来の勝利で本年初勝利、通算3勝目。
・松山弘平騎手は、本レースは8回目の騎乗で初勝利。JRA重賞レースは前日の毎日王冠(サリオス)に続く勝利で本年9勝目、通算35勝目。
・エイシンフラッシュ産駒は、本レースは初出走で初勝利。JRA重賞レースは京成杯(オニャンコポン)以来の勝利で本年2勝目、通算2勝目。