無傷の3連勝。出世レースを逃げ切ったピースオブエイト(第69回毎日杯)

 3月26日、阪神競馬場で行われた第69回毎日杯(GⅢ)は、当協会会員、(有)シルクレーシングのピースオブエイト(牡3歳、栗東・奥村豊厩舎、藤岡佑介騎手)が逃げ切りました。芝1,800m(稍重馬場)の勝ちタイムは1分47秒5。通算成績は3戦3勝、重賞レースは初勝利になります。
2021年シャフリヤール、2013年キズナなどクラシック馬が輩出する毎日杯を制したのはピースオブエイトだった
2021年シャフリヤール、2013年キズナなどクラシック馬が輩出する毎日杯を制したのはピースオブエイトだった
〈優勝馬プロフィール〉
ピースオブエイト(牡3歳)
馬 主:(有)シルクレーシング
調教師:奥村豊(栗東)
騎 手:藤岡佑介
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・スクリーンヒーロー 母・トレジャーステイト
JRA成績:3戦3勝
JRA獲得賞金:57,839,000円

〈レーストピックス〉
・ピースオブエイトは、JRA重賞レースは初挑戦で初勝利。
・(有)シルクレーシングは、本レースは2018年(ブラストワンピース)以来の勝利で通算2勝目。JRA重賞レースは阪急杯(ダイアトニック)以来の勝利で本年3勝目、通算82勝目(シルク・有限会社シルク名義を含む)。
・奥村豊調教師は、本レースは管理馬初出走で初勝利。JRA重賞レースは2021年福島牝馬S(ディアンドル)以来の勝利で本年初勝利、通算3勝目。
・藤岡佑介騎手は、本レースは2007年(ナムラマース)以来の勝利で通算2勝目。JRA重賞レースは金鯱賞(ジャックドール)以来の勝利で本年2勝目、通算42勝目。また2着に弟の藤岡康太騎手騎乗のベジャールが入り、藤岡兄弟で初めてJRA重賞1、2着を占めた。JRA重賞レースにおける騎手の兄弟ワンツーは2017年チャレンジC(1着M.デムーロ騎手、2着C.デムーロ騎手)以来、5年ぶり9回目。
・スクリーンヒーロー産駒は、本レースは2015年(ミュゼエイリアン)以来の勝利で通算2勝目。JRA重賞レースは2021年オールカマー(ウインマリリン)以来の勝利で本年初勝利、通算19勝目。