不惜身命を貫く。後続を離して再び逃げ切ったパンサラッサ(第96回中山記念)

 2月27日、中山競馬場で行われた第96回中山記念(GⅡ)は、当協会会員、広尾レース(株)のパンサラッサ(牡5歳、栗東・矢作芳人厩舎、吉田豊騎手)が先手を奪って逃げ切りました。芝1,800m(良馬場)の勝ちタイムは1分46秒4。通算成績は19戦5勝、重賞レースは2021年福島記念に続き2勝目になります。
「800m通過46秒3、1000m通過57秒6」のペースで後続を大きく引き離し、2馬身半差で逃げ切ったパンサラッサ
「800m通過46秒3、1000m通過57秒6」のペースで後続を大きく引き離し、2馬身半差で逃げ切ったパンサラッサ
〈優勝馬プロフィール〉
パンサラッサ(牡5歳)
馬 主:広尾レース(株)
調教師:矢作芳人(栗東)
騎 手:吉田豊
生産者:木村秀則(新ひだか町)
父・ロードカナロア 母・ミスペンバリー
JRA成績:19戦5勝
JRA獲得賞金:192,480,000円

〈レーストピックス〉
・パンサラッサは、本レースは2回目の挑戦で初勝利。JRA重賞レースは2021年福島記念以来の勝利で通算2勝目。
・広尾レース(株)は、本レースは延べ2頭目の出走で初勝利。JRA重賞レースは2021年福島記念(パンサラッサ)以来の勝利で本年初勝利、通算8勝目。
・矢作芳人調教師は、本レースは管理馬延べ6頭の出走で初勝利。JRA重賞レースは2021年ジャパンC(コントレイル)以来の勝利で本年初勝利、通算54勝目。
・吉田豊騎手は、本レースは10回目の騎乗で初勝利。JRA重賞レースは2020年京成杯(クリスタルブラック)以来の勝利で本年初勝利、通算36勝目。
・ロードカナロア産駒は、本レースは本年の3頭を含む産駒延べ6頭の出走で初勝利。JRA重賞レースは同日の阪急杯(ダイアトニック)に続く勝利で本年4勝目、通算48勝目。