GⅠの舞台で良血開花。波乱の立役者は8番人気のポタジェ(第66回大阪杯)

 4月3日、阪神競馬場で行われた第66回大阪杯(GⅠ)は、当協会会員、金子真人ホールディングス(株)のポタジェ(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎、吉田隼人騎手)が5番手から抜け出し、重賞初勝利をGⅠレースで成し遂げました。芝2,000m(良馬場)の勝ちタイムは1分58秒4。通算成績は15戦6勝になります。
父ディープインパクト、母はBCディスタフなど米G1・6勝馬ジンジャーパンチ。5歳春、ついに良血が開花した
父ディープインパクト、母はBCディスタフなど米G1・6勝馬ジンジャーパンチ。5歳春、ついに良血が開花した
〈優勝馬プロフィール〉
ポタジェ(牡5歳)
馬 主:金子真人ホールディングス(株)
調教師:友道康夫(栗東)
騎 手:吉田隼人
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・ディープインパクト 母・ジンジャーパンチ
JRA成績:15戦6勝
JRA総獲得賞金:362,826,000円

〈レーストピックス〉
・ポタジェは、JRA・GⅠレースは2回目の挑戦で初勝利。JRA重賞レースは7回目の挑戦で初勝利。
・金子真人ホールディングス(株)は、本レースは本年の2頭を含む所有馬延べ9頭の出走で初勝利。JRA・GⅠレースは2021年秋華賞(アカイトリノムスメ)以来の勝利で本年初勝利、通算31勝目。JRA重賞レースは日経新春杯(ヨーホーレイク)以来の勝利で本年3勝目、通算105勝目(金子真人氏名義を含む)。
・友道康夫調教師は、本レースは本年の3頭を含む管理馬延べ12頭の出走で初勝利。JRA・GⅠレースは2021年朝日杯フューチュリティS(ドウデュース)以来の勝利で本年初勝利、通算15勝目。JRA重賞レースは日経新春杯(ヨーホーレイク)以来の勝利で本年2勝目、通算53勝目。
・吉田隼人騎手は、本レースは3回目の騎乗で初勝利。JRA・GⅠレースは2021年桜花賞(ソダシ)以来の勝利で本年初勝利、通算4勝目。JRA重賞レースは2021年神戸新聞杯(ステラヴェローチェ)以来の勝利で本年初勝利、通算24勝目。
・ディープインパクト産駒は、本レースは2021年(レイパパレ)に続く勝利で2年連続通算6勝目。JRA・GⅠレースは2021年ホープフルS(キラーアビリティ)以来の勝利で本年初勝利、通算69勝目(他にJ・GⅠを1勝)。2011年から12年連続JRA・GⅠレース勝利となった。JRA重賞レースは弥生賞ディープインパクト記念(アスクビクターモア)以来の勝利で本年3勝目、通算274勝目。