マイル路線の新星誕生。グルーヴィットが激戦の中京記念を制し重賞初制覇

　７月21日、中京競馬場で行われたサマーマイルシリーズ初戦の第67回中京記念(ＧⅢ)は、当協会会員、(有)キャロットファームのグルーヴィット(牡３歳、栗東・松永幹夫厩舎、松山弘平騎手)が、最後の直線で力強く伸び、激闘をハナ差制して重賞初勝利を飾りました。芝1,600m(稍重馬場)の勝ちタイムは１分33秒６。通算成績は５戦３勝になります。

〈優勝馬プロフィール〉
グルーヴィット(牡３歳)
馬　主：(有)キャロットファーム
調教師：松永幹夫(栗東)
騎　手：松山弘平
生産者：ノーザンファーム(安平町)
父・ロードカナロア　母・ スペシャルグルーヴ
ＪＲＡ成績：５戦３勝
ＪＲＡ獲得賞金：68,928,000円

〈レーストピックス〉
・グルーヴィットは、ＪＲＡ重賞レースは３回目の挑戦で初勝利。
・(有)キャロットファームは、本レースは2013年(フラガラッハ)以来の勝利で、通算３勝目。ＪＲＡ重賞レースは宝塚記念(リスグラシュー)に続く勝利で、本年８勝目、通算96勝目。
・松永幹夫調教師は、本レースは2013年(フラガラッハ)以来、通算３勝目。本レース３勝は武田文吾元調教師、鶴留明雄元調教師、橋口弘次郎元調教師と並ぶトップタイ。ＪＲＡ重賞レースは青葉賞(リオンリオン)以来の勝利で、本年２勝目、通算16勝目。
・松山弘平騎手は、本レースは８回目の騎乗で初勝利。ＪＲＡ重賞レースは毎日杯(ランスオブプラーナ)以来の勝利で、本年２勝目、通算11勝目。
・ロードカナロア産駒は、本レース初出走で初勝利。ＪＲＡ重賞レースは皐月賞(サートゥルナーリア)以来の勝利で、本年５勝目、通算17勝目。
・３歳馬の勝利は、３歳以上芝1600mで実施されるようになった2012年以降では初勝利。