シングンマイケルが強豪メンバーを退け、重賞初挑戦にして東京ジャンプSを制す

 6月22日、東京競馬場で行われた第21回東京ジャンプS(J・GⅢ)は、当協会会員、伊坂重憲氏のシングンマイケル(騸5歳、美浦・高市圭二厩舎、石神深一騎手)が、最終コーナーで先頭に立ち、マイネルプロンプトの猛追を半馬身振り切って重賞初優勝しました。障害3,110m(稍重馬場)の勝ちタイムは3分29秒4。障害通算成績は12戦4勝になります。
中山グランドJの2~4着馬が集う中、見事な飛越でレースを制したシングンマイケル
中山グランドJの2~4着馬が集う中、見事な飛越でレースを制したシングンマイケル
〈優勝馬プロフィール〉
シングンマイケル(騸5歳)
馬 主:伊坂重憲氏
調教師:高市圭二(美浦)
騎 手:石神深一
生産者:ヒカル牧場(新冠町)
父・シングンオペラ 母・ジェヴォーナ
JRA成績:20戦4勝(うち障害12戦4勝)
JRA獲得賞金:99,551,000円

〈レーストピックス〉
・シングンマイケルは、JRA重賞レースは初挑戦で初勝利。
・伊坂重憲氏は、JRA重賞レースは2014年共同通信杯(シングンジョーカー=11着)以来の所有馬出走で初勝利。
・高市圭二調教師は、本レースは管理馬2頭目の出走で初勝利。JRA重賞レースは2005年ダイヤモンドS(ウイングランツ)以来の勝利で、通算7勝目。
・石神深一騎手は、本レースは2016年(オジュウチョウサン)以来の勝利で、通算2勝目。JRA重賞レースは中山グランドJ(オジュウチョウサン)以来の勝利で、本年3勝目、通算15勝目。
・シングンオペラ産駒で、シングンマイケルと同期(2014年生)はわずか3頭。同産駒は、JRA重賞レースは4頭目の出走で初勝利。