史上初の同一重賞4連覇!オジュウチョウサンが中山グランドJを優勝

 4月13日、中山競馬場で行われた第21回中山グランドジャンプ(J・GⅠ)は、当協会会員、㈱チョウサンのオジュウチョウサン(牡8歳、美浦・和田正一郎厩舎、石神深一騎手)が単勝1.1倍の断然人気に応え快勝し、同レース4連覇を成し遂げました。4,250m(良馬場)の勝ちタイムは4分47秒6。障害通算成績は22戦14勝、障害重賞11勝は自身の記録を更新する歴代1位となります。
各馬の厳しいマークを振り切って、絶対王者の走りを見せた
各馬の厳しいマークを振り切って、絶対王者の走りを見せた
〈優勝馬プロフィール〉
オジュウチョウサン(牡8歳)
馬 主:㈱チョウサン
調教師:和田正一郎(美浦)
騎 手:石神深一
生産者:坂東牧場(平取町)
父・ステイゴールド 母・シャドウシルエット
JRA成績:27戦16勝(うち障害22戦14勝)
JRA獲得賞金:666,805,000円(うち障害640,885,000円)

〈レーストピックス〉
・オジュウチョウサンは2016年から中山グランドジャンプ4年連続勝利で、通算4勝目。本レース4勝は2005~2007年に3勝したカラジを抜き歴代単独1位。同一重賞4連覇は史上初めてのこと。同一重賞4勝は、コウエイトライの阪神ジャンプステークス4勝(2006~2008・2010年)に並び最多タイ。
・オジュウチョウサンは阪神スプリングジャンプに続く勝利で、障害重賞は歴代最多の11勝目。障害レースでの重賞連勝数(11連勝)、獲得賞金(640,885,000円)は、自身の記録を塗り替える新記録。
・㈱チョウサンは2018年阪神スプリングジャンプ(オジュウチョウサン)以来のJRA重賞勝利。本レースは2016年以来4年連続の勝利。
・和田正一郎調教師は阪神スプリングジャンプ(オジュウチョウサン)以来のJRA重賞勝利で、本レースは2016年(オジュウチョウサン)から4年連続の勝利で、通算4勝目。同レース4勝は、E.マスグローヴを抜き、歴代単独1位。また調教師のJRA同一重賞レース4連覇は、過去に尾形藤吉元調教師、池江泰寿調教師が達成したのに続く3人目の記録。
・石神深一騎手は阪神スプリングジャンプ(オジュウチョウサン)以来のJRA重賞勝利で、本レースは2016年(オジュウチョウサン)から4年連続の勝利で、通算4勝目。同レース4勝は、B.スコットを抜き歴代単独1位。また騎手のJRA同一重賞レース4連覇は、過去に岡部幸雄元騎手、武豊騎手、高田潤騎手が達成したのに続く4人目の記録。
・ステイゴールド産駒は本レースで2016年(オジュウチョウサン)から4年連続の勝利で、通算5勝目。JRA重賞レースは本年の阪神スプリングジャンプ(オジュウチョウサン)以来の勝利で、本年7勝目、通算102勝目。
・払戻金の単勝⑤110円は、中山グランドジャンプの式別最低払戻金額。