良血開花。エアウィンザーが1600万下特別戦から4連勝(第69回チャレンジC)

 12月1日、阪神競馬場で行われた第69回チャレンジC(GⅢ)は、当協会会員、(株)ラッキーフィールドのエアウィンザー(牡4歳、栗東・中竹和也厩舎、M.デムーロ騎手)が4番手から差し切りました。良馬場の勝ちタイムは1分58秒3、通算成績は14戦7勝、重賞初制覇になります。
エアウィンザーは母エアメサイア(秋華賞)、兄エアスピネル(富士Sなど重賞3勝)がいる良血馬
エアウィンザーは母エアメサイア(秋華賞)、兄エアスピネル(富士Sなど重賞3勝)がいる良血馬
〈優勝馬プロフィール〉
エアウィンザー(牡4歳)
馬 主:(株)ラッキーフィールド
調教師:中竹和也(栗東)
騎 手:M.デムーロ
生産者:社台ファーム(千歳市)
父・キングカメハメハ 母・エアメサイア
JRA成績:14戦7勝
JRA獲得賞金:1億5,440万円

〈レーストピックス〉
・(株)ラッキーフィールドは函館記念(エアアンセム)に続くJRA重賞勝利で、本年2勝目。チャレンジCは初勝利。
・中竹和也調教師はローズS(カンタービレ)に続くJRA重賞勝利で、本年5勝目。チャレンジCは初勝利。
・M.デムーロ騎手はデイリー杯2歳S(アドマイヤマーズ)に続くJRA重賞勝利で、本年12勝目。チャレンジCは前年(サトノクロニクル)に続く勝利で、通算3勝目。
・キングカメハメハ産駒は京都2歳S(クラージュゲリエ)に続くJRA重賞勝利で、本年11勝目。チャレンジCは2012年(ショウリュウムーン)以来の勝利で、通算3勝目。
・1着エアウィンザー、2着マウントゴールド、3着ステイフーリッシュは社台ファーム生産馬。社台ファームのJRA重賞1~3着独占は2014年京都新聞杯(1着ハギノハイブリット、2着サウンズオブアース、3着ガリバルディ)以来。チャレンジCで同一生産馬が1~3着を独占したのは2014年ノーザンファーム(1着トーセンスターダム、2着同着デウスウルト・フルーキー)以来となる。
・勝ちタイムの1分58秒3は、2000mで行われたチャレンジC史上4番目に速いタイム。2006年暮れの馬場改修後では最も速いタイムとなる。