モリアーナの末脚一閃。横山典弘騎手にJRA最年長重賞勝利をプレゼント(第8回紫苑S)

 9月9日、中山競馬場で行われた第8回紫苑S(GⅡ)は当協会会員、高橋文男氏のモリアーナ(牝3歳、美浦・武藤善則厩舎、横山典弘騎手)が16番手から馬群を割って鋭く追い込みました。芝2,000mの勝ちタイムは1分58秒0(稍重馬場)。通算成績は7戦3勝、重賞レースは初勝利になります。
1000m通過58秒1のハイペースに乗じて、ヒップホップソウルを並ぶ間もなく差し切ったモリアーナ
1000m通過58秒1のハイペースに乗じて、ヒップホップソウルを並ぶ間もなく差し切ったモリアーナ
〈優勝馬プロフィール〉
モリアーナ(牝3歳)
馬 主:高橋文男氏
調教師:武藤善則(美浦)
騎 手:横山典弘
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・エピファネイア 母・ガルデルスリール
通算成績:7戦3勝
総獲得賞金:93,896,000円

〈レーストピックス〉
・モリアーナは、JRA重賞レースは5回目の挑戦で初勝利。
・武藤善則調教師は、本レースは管理馬3頭目の出走で初勝利。JRA重賞レースは2012年新潟2歳S(ザラストロ)以来の勝利で本年初勝利、通算4勝目。
・横山典弘騎手は、本レースは2回目の騎乗で初勝利。JRA重賞レースは2022年きさらぎ賞(マテンロウレオ)以来の勝利で本年初勝利、通算185勝目。横山典弘騎手は55歳6カ月18日でのJRA重賞勝利となり、柴田善臣騎手(55歳0カ月10日)の記録を更新し、JRA重賞最年長勝利記録となった。
・エピファネイア産駒は、本レースは産駒6頭目の出走で初勝利。JRA重賞レースは中京記念(セルバーグ)以来の勝利で本年3勝目、通算14勝目。