王者の力を見せつける走り。オジュウチョウサンが阪神スプリングジャンプを3度目の制覇

 3月14日、阪神競馬場で行われた第22回阪神スプリングジャンプ(J・GⅡ)は、当協会会員、(株)チョウサンのオジュウチョウサン(牡9歳、美浦・和田正一郎厩舎、石神深一騎手)が、昨年の最優秀障害馬シングンマイケルを寄せ付けず圧勝、11カ月ぶりの障害レースで王者の貫禄を示しました。障害3,900m(稍重馬場)の勝ちタイムはレコードタイムの4分19秒1。障害通算成績は23戦15勝になります。
9馬身差でレコードタイムを叩き出し、歴代単独1位の障害重賞12勝目をあげた
9馬身差でレコードタイムを叩き出し、歴代単独1位の障害重賞12勝目をあげた
〈優勝馬プロフィール〉
オジュウチョウサン(牡9歳)
馬 主:(株)チョウサン
調教師:和田正一郎(美浦)
騎 手:石神深一
生産者:坂東牧場(平取町)
父・ステイゴールド 母・シャドウシルエット
通算成績:31戦17勝(うち障害23戦15勝)
通算獲得賞金:708,134,000円(うち障害682,214,000円)



〈レーストピックス〉
・オジュウチョウサンは、本レースは2019年に続く勝利で、通算3勝目。JRA重賞レースは、2019年中山グランドジャンプ(J・GⅠ)以来の勝利で、障害重賞は歴代最多の12勝目。障害レースでの重賞連勝数(12連勝)、獲得賞金(682,214,000円)は、自身の記録を塗り替える新記録。
・(株)チョウサンは、本レースは2019年(オジュウチョウサン)に続く勝利で通算3勝目。JRA重賞レースは、2019年中山グランドジャンプ(オジュウチョウサン)以来の勝利。
・和田正一郎調教師は、本レースは2019年(オジュウチョウサン)に続く勝利で通算3勝目。JRA重賞レースは、2019年アイビスSD(ライオンボス)以来の勝利で通算14勝目。
・石神深一騎手は、本レースは2019年(オジュウチョウサン)に続く勝利で通算3勝目。JRA重賞レースは、2019年東京ジャンプS(シングンマイケル)以来の勝利で通算16勝目。
・ステイゴールド産駒は、本レースは2019年(オジュウチョウサン)に続く勝利で通算3勝目。JRA重賞レースは、2019年マイルチャンピオンシップ(インディチャンプ)以来の勝利で通算108勝目。
・優勝タイム4分19秒1は、2001年にダンシングターナーが記録した4分19秒8を上回るコースレコードおよびレースレコード。