未勝利戦から3連勝。クラシックの有力候補に躍り出たフリームファクシ(第63回きさらぎ賞)

 2月5日、中京競馬場で行われた第63回きさらぎ賞(GⅢ)は、当協会会員、金子真人ホールディングス(株)のフリームファクシ(牡3歳、栗東・須貝尚介厩舎、川田将雅騎手)が2番手から早めに抜け出し、オープンファイアとの接戦を制しました。芝2,000m(良馬場)の勝ちタイムは1分59秒7。通算成績は4戦3勝、JRA重賞レースは初勝利になります。
姉は日英GⅠ馬ディアドラ。良血馬フリームファクシがオープンファイアの追撃をアタマ差振り切った
姉は日英GⅠ馬ディアドラ。良血馬フリームファクシがオープンファイアの追撃をアタマ差振り切った
〈優勝馬プロフィール〉
フリームファクシ(牡3歳)
馬 主:金子真人ホールディングス(株)
調教師:須貝尚介(栗東)
騎 手:川田将雅
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・ルーラーシップ 母・ライツェント
JRA成績:4戦3勝
JRA総獲得賞金:56,094,000円

〈レーストピックス〉
・フリームファクシは、JRA重賞レースは初挑戦で初勝利。
・金子真人ホールディングス(株)は、本レースは2000年(シルヴァコクピット)以来の勝利で通算2勝目。JRA重賞レースは2022年小倉記念(マリアエレーナ)以来の勝利で本年初勝利、通算110勝目(金子真人氏名義を含む)。
・須貝尚介調教師は、本レースは管理馬5頭目の出走で初勝利。JRA重賞レースは2022年朝日杯FS(ドルチェモア)以来の勝利で本年初勝利、通算49勝目。また、須貝尚介調教師は騎手としても1990年(ハクタイセイ)に優勝しており、騎手&調教師での本レース勝利は通算6人目。
・川田将雅騎手は、本レースは2019年(ダノンチェイサー)以来の勝利で通算2勝目。JRA重賞レースは愛知杯(アートハウス)以来の勝利で本年2勝目、通算118勝目。
・ルーラーシップ産駒は、本レースは産駒4頭目の出走で初勝利。JRA重賞レースは2022年朝日杯FS(ドルチェモア)以来の勝利で本年初勝利、通算26勝目。