屈腱炎を克服したセイウンハーデスがコースレコードの快走(第42回エプソムC)

 5月10日、東京競馬場で行われた第42回エプソムC(GⅢ)は当協会会員、西山茂行氏のセイウンハーデス(牡6歳、栗東・橋口慎介厩舎、幸英明騎手)が8番手から抜け出しました。芝1,800m(稍重馬場)の勝ちタイムは1分43秒9のコースレコード。通算成績は14戦5勝。重賞レースは2023年七夕賞に続いて2勝目になります。
右前浅屈腱炎のため1年5カ月の休養を余儀なくされたセイウンハーデスが復帰3戦目で完調宣言
右前浅屈腱炎のため1年5カ月の休養を余儀なくされたセイウンハーデスが復帰3戦目で完調宣言
〈優勝馬プロフィール〉
セイウンハーデス(牡6歳)
馬 主:西山茂行氏
調教師:橋口慎介(栗東)
騎 手:幸英明
生産者:鮫川啓一(浦河町)
父・シルバーステート 母・ハイノリッジ
通算成績:14戦5勝
総獲得賞金:174,035,000円

〈レーストピックス〉
・セイウンハーデスは、本レースは初挑戦で初勝利。JRA重賞レースは2023年七夕賞以来の勝利で通算2勝目。勝ちタイムの1分43秒9は2022年毎日王冠でサリオスが記録した1分44秒1を0秒2更新するコースレコード。また2024年本レースでレーベンスティールが記録した1分44秒7を0秒8更新するレースレコード。
・橋口慎介調教師は、本レースは管理馬2頭目の出走で初勝利。JRA重賞レースは中山金杯(アルナシーム)以来の勝利で本年2勝目、通算6勝目。
・幸英明騎手は、本レースは4回目の騎乗で初勝利。JRA重賞レースは阪急杯(カンチェンジュンガ)以来の勝利で本年2勝目、通算49勝目。
・シルバーステート産駒は、本レースは産駒初出走で初勝利。JRA重賞レースはチャーチルダウンズC(ランスオブカオス)以来の勝利で本年2勝目、通算6勝目。