次元の違う末脚。堂々と1番人気に応えたイクイノックス(第67回有馬記念)

 12月25日、中山競馬場で行われた第67回有馬記念(GⅠ)は、当協会会員、(有)シルクレーシングのイクイノックス(牡3歳、美浦・木村哲也厩舎、C.ルメール騎手)が9番手から差し切り快勝しました。芝2,500m(良馬場)の勝ちタイムは2分32秒4。通算成績は6戦4勝、GⅠレースは天皇賞(秋)に続き2勝目になります。
天皇賞(秋)に続きGⅠ連勝。デビューから6戦目での有馬記念制覇は最少キャリア記録になる
天皇賞(秋)に続きGⅠ連勝。デビューから6戦目での有馬記念制覇は最少キャリア記録になる
〈優勝馬プロフィール〉
イクイノックス(牡3歳)
馬 主:(有)シルクレーシング
調教師:木村哲也(美浦)
騎 手:C.ルメール
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・キタサンブラック 母・シャトーブランシュ
通算成績:6戦4勝
総獲得賞金:806,602,000円

〈レーストピックス〉
・イクイノックスは、JRA・GⅠレースは天皇賞(秋)に続く勝利で本年2勝目、通算2勝目。JRA重賞レースは天皇賞(秋)に続く勝利で本年2勝目、通算3勝目。キャリア6戦目での本レース勝利は最少キャリア記録。
・(有)シルクレーシングは、本レースは2018年(ブラストワンピース)以来の勝利で通算3勝目。JRA・GⅠレースは天皇賞(秋)(イクイノックス)以来の勝利で本年2勝目、通算19勝目。JRA重賞レースは前日の阪神C(ダイアトニック)に続く勝利で本年11勝目、通算90勝目(シルク・有限会社シルク名義を含む)。
・木村哲也調教師は、本レースは管理馬2頭目の出走で初勝利。JRA・GⅠレースは天皇賞(秋)(イクイノックス)以来の勝利で本年3勝目、通算4勝目。JRA重賞レースは天皇賞(秋)(イクイノックス)以来の勝利で本年4勝目、通算20勝目。
・C.ルメール騎手は、本レースは2016年(サトノダイヤモンド)以来の勝利で通算3勝目。JRA・GⅠレースは天皇賞(秋)(イクイノックス)以来の勝利で本年3勝目、通算43勝目。JRA重賞レースはチャレンジC(ソーヴァリアント)以来の勝利で本年5勝目、通算129勝目。
・キタサンブラック産駒は、本レースは産駒初出走で初勝利。JRA・GⅠレースは天皇賞(秋)(イクイノックス)以来の勝利で本年2勝目、通算2勝目。JRA重賞レースは天皇賞(秋)(イクイノックス)以来の勝利で本年4勝目、通算5勝目。キタサンブラックは2017年の本レース優勝馬で、本レース5組目の父子制覇(1984・1985年シンボリルドルフ・1993年トウカイテイオー、2006年ディープインパクト・2014年ジェンティルドンナ、2006年ディープインパクト・2016年サトノダイヤモンド、2005年ハーツクライ・2019年リスグラシュー)となった。