GⅠ馬が復調宣言。サリオスが2020年毎日王冠以来2年ぶりの勝利(第73回毎日王冠)

 10月9日、東京競馬場で行われた第73回毎日王冠(GⅡ)は、当協会会員、(有)シルクレーシングのサリオス(牡5歳、美浦・堀宣行厩舎、松山弘平騎手)が6番手から抜け出しました。芝1,800m(良馬場)の勝ちタイムは1分44秒1のコースレコード。通算成績は14戦5勝、重賞レースは2019年サウジアラビアロイヤルC、朝日杯フューチュリティS、2020年毎日王冠に次ぐ4勝目になります。
ダノンザキッド、ジャスティンカフェの間を割って、力強く抜け出したサリオスがコースレコードで快勝した
ダノンザキッド、ジャスティンカフェの間を割って、力強く抜け出したサリオスがコースレコードで快勝した
〈優勝馬プロフィール〉
サリオス(牡5歳)
馬 主:(有)シルクレーシング
調教師:堀宣行(美浦)
騎 手:松山弘平
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・ハーツクライ 母・サロミナ
通算成績:14戦5勝(うち海外1戦0勝)
JRA獲得賞金:457,631,000円

〈レーストピックス〉
・サリオスは、本レースは2020年以来の勝利で通算2勝目。JRA重賞レースは2020年本レース以来の勝利で本年初勝利、通算4勝目。
・(有)シルクレーシングは、本レースは2020年(サリオス)以来の勝利で通算2勝目。JRA重賞レースはクイーンS(テルツェット)以来の勝利で本年6勝目、通算85勝目(シルク・有限会社シルク名義を含む)。
・堀宣行調教師は、本レースは2020年(サリオス)以来の勝利で通算4勝目。本レース4勝は自身の持つ現役調教師最多記録を更新し、尾形藤吉元調教師の6勝に次ぐ歴代単独2位の記録。JRA重賞レースはフェブラリーS(カフェファラオ)以来の勝利で本年3勝目、通算65勝目。なお、この勝利で堀調教師はJRA通算700勝達成となった。
・松山弘平騎手は、本レースは2回目の騎乗で初勝利。JRA重賞レースはセントライト記念(ガイアフォース)以来の勝利で本年8勝目、通算34勝目。
・ハーツクライ産駒は、本レースは2020年(サリオス)以来の勝利で通算2勝目。JRA重賞レースは日本ダービー(ドウデュース)以来の勝利で本年7勝目、通算78勝目。