牝馬のマリアエレーナが夏のハンデ戦を5馬身差で楽勝(第58回小倉記念)

 8月14日、小倉競馬場で行われた第58回小倉記念(GⅢ)は、当協会会員、金子真人ホールディングス(株)のマリアエレーナ(牝4歳、栗東・吉田直弘厩舎、松山弘平騎手)が4番手から4コーナーで早めに抜け出し快勝しました。芝2,000m(良馬場)の勝ちタイムは1分57秒4。通算成績は15戦5勝、JRA重賞レースは初勝利になります。
前半は4番手の内でじっとがまん。4コーナーで早めに仕掛けると、あっという間に後続に5馬身の差をつけた
前半は4番手の内でじっとがまん。4コーナーで早めに仕掛けると、あっという間に後続に5馬身の差をつけた
〈優勝馬プロフィール〉
マリアエレーナ(牝4歳)
馬 主:金子真人ホールディングス(株)
調教師:吉田直弘(栗東)
騎 手:松山弘平
生産者:日高大洋牧場(日高町)
父・クロフネ 母・テンダリーヴォイス
JRA成績:15戦5勝
JRA総獲得賞金:144,131,000円

〈レーストピックス〉
・マリアエレーナは、本レースは初挑戦で初勝利。JRA重賞レースは5回目の挑戦で初勝利。今回、2着のヒンドゥタイムズにつけた着差「5馬身」は、1989年優勝馬ダンツミラクルが2着馬スリーフレームにつけた着差「4馬身」を更新する本レース史上最大着差での勝利だった。
・金子真人ホールディングス(株)は、本レースは11頭目の出走で初勝利。JRA重賞レースは函館記念(ハヤヤッコ)以来の勝利で本年7勝目、通算109勝目(金子真人氏名義含む)。
・吉田直弘調教師は、本レースは管理馬3頭目の出走で初勝利。JRA重賞レースは2019年小倉2歳S(マイネルグリット)以来の勝利で本年初勝利、通算7勝目。
・松山弘平騎手は、本レースは2021年(モズナガレボシ)に続く2年連続の勝利で通算2勝目。JRA重賞レースは葵S(ウインマーベル)以来の勝利で本年5勝目、通算31勝目。
・クロフネ産駒は、本レースは産駒延べ6頭目の出走で初勝利。JRA重賞レースはヴィクトリアマイル(ソダシ)以来の勝利で本年2勝目、通算50勝目。