平地で磨いた脚力で、ケイティクレバーが重賞初制覇(第24回東京ジャンプS)

 6月25日、東京競馬場で行われた第24回東京ジャンプS(J・GⅢ)は、当協会会員、瀧本和義氏のケイティクレバー(牡7歳、美浦・清水英克厩舎、上野翔騎手)が1周目のホームストレッチで先頭に立ち、6馬身差で逃げ切りました。芝3,110m(良馬場)の勝ちタイムは3分26秒2。通算成績33戦7勝(うち障害10戦4勝)、重賞レースは初勝利になります。
若駒S1着、京都2歳S3着など2歳時から平地で活躍したケイティクレバーが障害で重賞初勝利
若駒S1着、京都2歳S3着など2歳時から平地で活躍したケイティクレバーが障害で重賞初勝利
〈優勝馬プロフィール〉
ケイティクレバー(牡7歳)
馬 主:瀧本和義氏
調教師:清水英克(美浦)
騎 手:上野翔
生産者:社台ファーム(千歳市)
父・ハービンジャー 母・モルトフェリーチェ
JRA成績:33戦7勝(うち障害10戦4勝)
JRA獲得賞金:167,847,000円(うち障害87,890,000円)

〈レーストピックス〉
・ケイティクレバーは、本レースは2回目の挑戦で初勝利。JRA重賞レースは11回目の挑戦で初勝利。
・瀧本和義氏は、本レースは2001年(ギフテッドクラウン)以来の勝利で通算2勝目。JRA重賞レースは2018年JBCクラシック(ケイティブレイブ)以来の勝利で通算7勝目。
・清水英克調教師は、本レースは管理馬初出走で初勝利。JRA重賞レースは2014年函館スプリントS(ガルボ)以来の勝利で本年初勝利、通算7勝目。
・上野翔騎手は、本レースは3回目の騎乗で初勝利。JRA重賞レースは27回目の騎乗で初勝利。
・ハービンジャー産駒は、本レースは産駒延べ4頭目の出走で初勝利。JRA重賞レースはチューリップ賞(ナミュール)以来の勝利で本年3勝目、通算31勝目。