エフフォーリアがデビューから4連勝。クラシック第一関門を難なく突破(第81回皐月賞)

 4月18日、中山競馬場で行われた第81回皐月賞(GⅠ)は、当協会会員、(有)キャロットファームのエフフォーリア(牡3歳、美浦・鹿戸雄一厩舎、横山武史騎手)が4番手から抜け出しました。芝2,000m(稍重馬場)の勝ちタイムは2分0秒6。通算成績は4戦4勝、GⅠレースは初勝利になります。
4番手から堂々と抜け出したエフフォーリアがタイトルホルダーに3馬身の差をつけた
4番手から堂々と抜け出したエフフォーリアがタイトルホルダーに3馬身の差をつけた
〈優勝馬プロフィール〉
エフフォーリア(牡3歳)
馬 主:(有)キャロットファーム
調教師:鹿戸雄一(美浦)
騎 手:横山武史
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・エピファネイア 母・ケイティーズハート
JRA成績:4戦4勝
JRA総獲得賞金:192,148,000円

〈レーストピックス〉
・エフフォーリアは、GⅠレースは初挑戦で初勝利。JRA重賞レースは共同通信杯に続く勝利で本年2勝目、通算2勝目。
・(有)キャロットファームは、本レースは2019年(サートゥルナーリア)以来の勝利で通算2勝目。JRA・GⅠレースは大阪杯(レイパパレ)以来の勝利で本年2勝目、通算27勝目。JRA重賞レースは大阪杯(レイパパレ)以来の勝利で本年5勝目、通算116勝目。
・鹿戸雄一調教師は、本レースは管理馬2頭目の出走で初勝利。JRA・GⅠレースは2008年ジャパンC(スクリーンヒーロー)以来の勝利で本年初勝利、通算2勝目。JRA重賞レースは共同通信杯(エフフォーリア)以来の勝利で本年2勝目、通算9勝目。
・横山武史騎手は、本レースは初騎乗で初勝利。JRA・GⅠレースは11回目の騎乗で初勝利。JRA重賞レースは日経賞(ウインマリリン)以来の勝利で本年4勝目、通算5勝目。また、父の横山典弘騎手は1998年にセイウンスカイで本レースを勝利しており、武邦彦(1974年キタノカチドキ)・武豊(1993年ナリタタイシン、2000年エアシャカール、2005年ディープインパクト)、福永洋一(1977年ハードバージ)・福永祐一(2020年コントレイル)に続く3組目の親子制覇となった。
・エピファネイア産駒は、本レースは産駒初出走(本年出走2頭)で初勝利。JRA・GⅠレースは2020年秋華賞(デアリングタクト)以来の勝利で本年初勝利、通算4勝目。JRA重賞レースは共同通信杯(エフフォーリア)以来の勝利で本年3勝目、通算6勝目。