令和3年最初の重賞勝ち馬は、激しい競り合いを制したヒシイグアス(第70回中山金杯)

 1月5日、中山競馬場で行われた第70回中山金杯(GⅢ)は、当協会会員、阿部雅英氏のヒシイグアス(牡5歳、美浦・堀宣行厩舎、松山弘平騎手)が8番手から差し切り、1番人気に応えました。芝2,000m(良馬場)の勝ちタイムは2分0秒9。通算成績は10戦5勝、重賞初制覇になります。
ココロノトウダイと激しく競り合うヒシイグアス(黄帽)。3連勝で重賞初制覇を成し遂げた
ココロノトウダイと激しく競り合うヒシイグアス(黄帽)。3連勝で重賞初制覇を成し遂げた
〈優勝馬プロフィール〉
ヒシイグアス(牡5歳)
馬 主:阿部雅英氏
調教師:堀宣行(美浦)
騎 手:松山弘平
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・ハーツクライ 母・ラリズ
通算成績:10戦5勝
総獲得賞金:109,224,000円

〈レーストピックス〉
・ヒシイグアスは、本レースは初出走で初勝利。JRA重賞レースは3回目の挑戦で初勝利。
・阿部雅英氏は、本レースは初出走で初勝利。JRA重賞レースは延べ11頭目の出走で初勝利。
・堀宣行調教師は、本レースは管理馬4頭の出走で初勝利。JRA重賞レースは2020年毎日王冠(サリオス)以来の勝利で本年初勝利、通算59勝目。
・松山弘平騎手は、本レースは初騎乗で初勝利。JRA重賞レースは2020年中日新聞杯(ボッケリーニ)以来の勝利で本年初勝利、通算21勝目。
・ハーツクライ産駒は、本レースは産駒延べ5頭の出走で初勝利。JRA重賞レースは2020年毎日王冠(サリオス)以来の勝利で本年初勝利、通算63勝目。なお、この勝利で11年連続のJRA重賞勝利となった。