白毛馬初のＧⅠ制覇。ソダシが無傷の４連勝(第72回阪神ＪＦ)

　12月13日、阪神競馬場で行われた第72回阪神ＪＦ(ＧⅠ)は、当協会会員、金子真人ホールディングス(株)のソダシ(牝２歳、栗東・須貝尚介厩舎、吉田隼人騎手)が５番手から抜け出し、サトノレイナスの追撃をハナ差競り勝ちました。芝1,600m(良馬場)の勝ちタイムは１分33秒１。通算成績は４戦４勝、ＧⅠレースは初制覇になります。

〈優勝馬プロフィール〉
ソダシ(牝２歳)
馬　主：金子真人ホールディングス(株)
調教師：須貝尚介(栗東)
騎　手：吉田隼人
生産者：ノーザンファーム(安平町)
父・クロフネ　母・ブチコ
ＪＲＡ成績：４戦４勝
ＪＲＡ総獲得賞金：134,373,000円

〈レーストピックス〉
・ソダシは同世代一番乗りでＪＲＡ・ＧⅠホースとなった。白毛馬のＪＲＡ・ＧⅠレースは２頭目の出走で初勝利(前回は2008年秋華賞ユキチャン17着)。ＪＲＡ重賞レースは札幌２歳Ｓ、アルテミスＳに続いて本年３勝目。
・金子真人ホールディングス(株)は、本レースは2009年(アパパネ)以来の勝利で通算２勝目。ＪＲＡ・ＧⅠレースは2018年日本ダービー(ワグネリアン)以来の勝利で通算28勝目。ＪＲＡ重賞レースは前日の中日新聞杯(ボッケリーニ)に続く勝利で本年６勝目、通算96勝目(金子真人氏名義を含む)。
・須貝尚介調教師は、本レースは2013年(レッドリヴェール)以来の勝利で通算３勝目。ＪＲＡ・ＧⅠレースは2017年ヴィクトリアマイル(アドマイヤリード)以来の勝利で通算12勝目。ＪＲＡ重賞レースはアルテミスＳ(ソダシ)以来の勝利で本年７勝目、通算38勝目。
・吉田隼人騎手は、本レースは４回目の騎乗で初勝利。ＪＲＡ・ＧⅠレースは2015年有馬記念(ゴールドアクター)以来の勝利で通算２勝目。ＪＲＡ重賞レースは京阪杯(フィアーノロマーノ)以来の勝利で本年６勝目、通算20勝目。
・クロフネ産駒は、本レースは産駒14頭目の出走で初勝利。ＪＲＡ・ＧⅠレースは2017年ＮＨＫマイルＣ(アエロリット)以来の勝利で通算８勝目。ＪＲＡ重賞レースはアルテミスＳ(ソダシ)以来の勝利で本年３勝目、通算46勝目。