コパノキッキングがカペラS連覇達成、藤田菜七子騎手は念願のJRA重賞初勝利

 12月8日、中山競馬場で行われた第12回カペラS(GⅢ)は、当協会会員、小林祥晃氏のコパノキッキング(騸4歳、栗東・村山明厩舎、藤田菜七子騎手)が、豪快な末脚で後続を突き放し、同レースの連覇を果たしました。ダート1,200m(良馬場)の勝ちタイムは1分09秒3。通算成績は15戦9勝(うち地方4戦1勝)、JRA重賞3勝目になります。なお、鞍上の藤田菜七子騎手は女性騎手として史上初のJRA平地重賞制覇となりました。
藤田菜七子騎手はコパノキッキングとコンビを組み、大井の東京盃に続き重賞2勝目を挙げた
藤田菜七子騎手はコパノキッキングとコンビを組み、大井の東京盃に続き重賞2勝目を挙げた
〈優勝馬プロフィール〉
コパノキッキング(騸4歳)
馬 主:小林祥晃氏
調教師:村山明(栗東)
騎 手:藤田菜七子
生産者:Reiley McDonald(米)
父・Spring At Last 母・Celadon
JRA成績:11戦8勝
JRA獲得賞金:195,939,000円

〈レーストピックス〉
・コパノキッキングは、本レースは2年連続の勝利。本レース2勝および連覇は史上初。JRA重賞レースは根岸S以来の勝利で、本年2勝目、通算3勝目。
・小林祥晃氏は、本レースは2年連続の勝利で通算2勝目。JRA重賞レースは根岸S(コパノキッキング)以来の勝利で、本年2勝目、通算12勝目。
・村山明調教師は、本レースは2年連続の勝利で通算3勝目。JRA重賞レースは根岸S(コパノキッキング)以来の勝利で、本年2勝目、通算12勝目。
・藤田菜七子騎手は、JRA重賞レースは23回目の挑戦で初勝利。女性騎手のJRA重賞勝利は、R.ロケット騎手が2002年中山大障害(ギルデッドエージ)で挙げているが、平地重賞では史上初。
・Spring At Last産駒は、本レースは2年連続の勝利で通算2勝目。JRA重賞レースは根岸S(コパノキッキング)以来の勝利で、本年2勝目、通算3勝目。Spring At Last産駒でJRA競走に出走したのはコパノキッキングのみ。