パッシングスルーが大接戦の紫苑Sを制し重賞初優勝

 9月7日、中山競馬場で行われた第4回紫苑S(GⅢ)は、当協会会員、(有)キャロットファームのパッシングスルー(牝3歳、美浦・黒岩陽一厩舎、戸崎圭太騎手)が内から伸びたフェアリーポルカと接戦の末、ハナ差制して重賞初勝利を挙げました。芝2,000m(良馬場)の勝ちタイムは1分58秒3。通算成績は5戦3勝になります。
激戦を制し、秋の女王争いの主役候補に名乗りを上げたパッシングスルー
激戦を制し、秋の女王争いの主役候補に名乗りを上げたパッシングスルー
〈優勝馬プロフィール〉
パッシングスルー(牝3歳)
馬 主:(有)キャロットファーム
調教師:黒岩陽一(美浦)
騎 手:戸崎圭太
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・ルーラーシップ  母・マイティースルー
JRA成績:5戦3勝
JRA獲得賞金:63,525,000円

〈レーストピックス〉
・パッシングスルーは、JRA重賞レースは3回目の挑戦で初勝利。
・(有)キャロットファームは、本レースは5頭目の出走で初勝利。JRA重賞レースは小倉記念(メールドグラース)以来の勝利で、本年10勝目、通算98勝目。
・黒岩陽一調教師は、本レースは管理馬初出走で初勝利。JRA重賞レースは2016年エルムS(リッカルド)に続く勝利で、通算3勝目。
・戸崎圭太騎手は、本レースは2016年(ビッシュ)以来の勝利で通算2勝目。JRA重賞レースは、フローラS(ウィクトーリア)以来の勝利で、本年4勝目、通算51勝目。
・ルーラーシップ産駒は、本年出走した3頭を含む延べ7頭目の出走で初勝利。JRA重賞レースは新潟ジャンプS(マイブルーヘブン)に続く勝利で、本年8勝目、通算11勝目。