紅一点リスグラシューが牡馬を一蹴、3馬身差で宝塚記念を優勝

 6月23日、阪神競馬場で行われた第60回宝塚記念(GⅠ)は、当協会会員、(有)キャロットファームのリスグラシュー(牝5歳、栗東・矢作芳人厩舎、D.レーン騎手)が2番手でレースを進め、最速の上りで後続を3馬身突き放して優勝しました。芝2,200m(良馬場)の勝ちタイムは2分10秒8。JRA通算成績は18戦5勝、JRA重賞4勝目になります。
圧倒的なパフォーマンスで牡馬一線級を退けたリスグラシュー
圧倒的なパフォーマンスで牡馬一線級を退けたリスグラシュー
〈優勝馬プロフィール〉
リスグラシュー(牝5歳)
馬 主:(有)キャロットファーム
調教師:矢作芳人(栗東)
騎 手:D.レーン
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・ハーツクライ 母・リリサイド
JRA成績:18戦5勝
JRA獲得賞金:583,979,000円

〈レーストピックス〉
・リスグラシューは、本レースは初出走で初勝利。JRA・GⅠレースは2018年エリザベス女王杯以来の勝利で、通算2勝目。JRA重賞レースは2018年エリザベス女王杯以来の勝利で、通算4勝目。
・(有)キャロットファームは、本レースは2016年(マリアライト)以来の勝利で、通算2勝目。JRA・GⅠレースは皐月賞(サートゥルナーリア)以来の勝利で、本年2勝目、通算22勝目。JRA重賞レースはエプソムC(レイエンダ)に続く勝利で、本年7勝目、通算95勝目。
・矢作芳人調教師は、本レースは管理馬初出走で初勝利。JRA・GⅠレースはオークス(ラヴズオンリーユー)以来の勝利で、本年2勝目、通算7勝目。JRA重賞レースはオークス(ラヴズオンリーユー)以来の勝利で、本年2勝目、通算33勝目。
・D.レーン騎手は、本レースは初騎乗で初勝利。JRA・GⅠレースはヴィクトリアマイル(ノームコア)以来の勝利で、本年2勝目、通算2勝目。JRA重賞レースは鳴尾記念(メールドグラース)以来の勝利で、本年6勝目、通算6勝目。
・ハーツクライ産駒は、本レースは延べ14頭目の出走で初勝利。JRA・GⅠレースは2018年エリザベス女王杯(リスグラシュー)以来の勝利で、通算9勝目。JRA重賞レースはFレビュー(ノーワン)以来の勝利で、本年2勝目、通算50勝目。