総獲得賞金は歴代1位。イクイノックスがGⅠ6連勝(第43回ジャパンC)

 11月26日、東京競馬場で行われた第43回ジャパンC(GⅠ)は、当協会会員、(有)シルクレーシングのイクイノックス(牡4歳、美浦・木村哲也厩舎、C.ルメール騎手)が3番手から危なげなく抜け出しました。芝2,400m(良馬場)の勝ちタイムは2分21秒8。通算成績は10戦8勝(うち海外1戦1勝)、GⅠレースは2022年天皇賞(秋)、有馬記念、2023年ドバイシーマクラシック、宝塚記念、天皇賞(秋)に続き6連勝になります。
牝馬三冠馬リバティアイランドを4馬身突き放したイクイノックス。ゴール前で手綱を抑える完勝だった
牝馬三冠馬リバティアイランドを4馬身突き放したイクイノックス。ゴール前で手綱を抑える完勝だった
〈優勝馬プロフィール〉
イクイノックス(牡4歳)
馬 主:(有)シルクレーシング
調教師:木村哲也(美浦)
騎 手:C.ルメール
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・キタサンブラック 母・シャトーブランシュ
通算成績:10戦8勝(うち海外1戦1勝)
総獲得賞金:2,215,446,100円(うち海外458,890,100円)

〈レーストピックス〉
・イクイノックスは、本レースは初挑戦で初勝利。JRA・GⅠレースは天皇賞(秋)に続く勝利で本年3勝目、通算5勝目。なお、GⅠ・G1レース(JRA+海外)出走機会6連勝は、グレード制を導入した1984年以降、テイエムオペラオー、ロードカナロアに並ぶGⅠ・G1レース出走機会最多連勝タイ記録。JRA重賞レースも天皇賞(秋)に続く勝利で本年3勝目、通算6勝目。
・(有)シルクレーシングは、本レースは2020年(アーモンドアイ)以来の勝利で通算3勝目。JRA・GⅠレースは天皇賞(秋)(イクイノックス)以来の勝利で本年3勝目、通算22勝目。JRA重賞レースも天皇賞(秋)(イクイノックス)以来の勝利で本年7勝目、通算97勝目(シルク・有限会社シルク名義を含む)。
・木村哲也調教師は、本レースは管理馬2頭目の出走で初勝利。JRA・GⅠレースは天皇賞(秋)(イクイノックス)以来の勝利で本年3勝目、通算7勝目。JRA重賞レースも天皇賞(秋)(イクイノックス)以来の勝利で本年7勝目、通算27勝目。
・C.ルメール騎手は、本レースは2020年(アーモンドアイ)以来の勝利で通算4勝目。本レース4勝は武豊騎手に並ぶ最多勝利数タイ記録。JRA・GⅠレースはエリザベス女王杯(ブレイディヴェーグ)以来の勝利で本年6勝目、通算49勝目。JRA重賞レースもエリザベス女王杯(ブレイディヴェーグ)以来の勝利で本年16勝目、通算145勝目。
・キタサンブラック産駒は、本レースは産駒初出走で初勝利。キタサンブラックは2016年の優勝馬で、本レース6組目の父子制覇。JRA・GⅠレースは天皇賞(秋)(イクイノックス)以来の勝利で本年4勝目、通算6勝目。JRA重賞レースは京都ジャンプS(エコロデュエル)以来の勝利で本年7勝目、通算12勝目。