早くも頭角を現した、良血シンエンペラー(第10回京都2歳S)

 11月25日、京都競馬場で行われた第10回京都2歳S(GⅢ)は当協会会員、藤田晋氏のシンエンペラー(牡2歳、栗東・矢作芳人厩舎、J.モレイラ騎手)が12番手から馬群を縫って追い込みました。芝2,000mの勝ちタイムの1分59秒8(良馬場)はレースレコード。通算成績は2戦2勝、重賞レースは初勝利になります。
姉シスターチャーリーはBCフィリー&メアターフ勝ち馬、兄ソットサスは凱旋門賞馬。弟にも大きな期待がかかる
姉シスターチャーリーはBCフィリー&メアターフ勝ち馬、兄ソットサスは凱旋門賞馬。弟にも大きな期待がかかる
〈優勝馬プロフィール〉
シンエンペラー(牡2歳)
馬 主:藤田晋氏
調教師:矢作芳人(栗東)
騎 手:J.モレイラ
生産者:Ecurie Des Monceaux(仏)
父・Siyouni 母・Starlet's Sister
通算成績:2戦2勝
総獲得賞金:40,697,000円

〈レーストピックス〉
・シンエンペラーは、JRA重賞レースは初挑戦で初勝利。
・矢作芳人調教師は、本レースは2015年(ドレッドノータス)以来の勝利で通算2勝目。JRA重賞レースは2022年福島記念(ユニコーンライオン)以来の勝利で本年初勝利、通算58勝目。
・J.モレイラ騎手は、本レースは2018年(クラージュゲリエ)以来の勝利で通算2勝目。JRA重賞レースは前週の東京スポーツ杯2歳S(シュトラウス)に続く勝利で本年5勝目、通算9勝目。
・Siyouni産駒は、本レースは産駒初出走で初勝利。JRA重賞レースは産駒3頭目の出走で初勝利。