秋華賞2着馬ナミュールが8回目の挑戦で念願のGⅠ初制覇(第40回マイルチャンピオンシップ)

 11月19日、京都競馬場で行われた第40回マイルチャンピオンシップ(GⅠ)は、当協会会員、(有)キャロットファームのナミュール(牝4歳、栗東・高野友和厩舎、 藤岡康太騎手)が4コーナー最後方から直線追い込み、ソウルラッシュをクビ差とらえました。芝1,600m(良馬場)の勝ちタイムは1分32秒5。通算成績は13戦5勝、重賞レースは2022年チューリップ賞、2023年富士Sに続き3勝目になります。
唯一の牝馬ナミュールが上り3ハロン最速33秒0の末脚を披露。馬群を割って鋭く追い込んだ
唯一の牝馬ナミュールが上り3ハロン最速33秒0の末脚を披露。馬群を割って鋭く追い込んだ
〈優勝馬プロフィール〉
ナミュール(牝4歳)
馬 主:(有)キャロットファーム
調教師:高野友和(栗東)
騎 手:藤岡康太
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・ハービンジャー 母・サンブルエミューズ
JRA成績:13戦5勝
JRA総獲得賞金:436,551,000円

〈レーストピックス〉
・ナミュールは、本レースは初挑戦で初勝利。JRA・GⅠレースは8回目の挑戦で初勝利。JRA重賞レースは富士Sに続く勝利で本年2勝目、通算3勝目。
・(有)キャロットファームは、本レースは2008年(ブルーメンブラット)以来の勝利で通算3勝目。JRA・GⅠレースは菊花賞(ドゥレッツァ)以来の勝利で本年3勝目、通算34勝目。JRA重賞レースは前日の東京スポーツ杯2歳S(シュトラウス)に続く勝利で本年11勝目、通算140勝目。
・高野友和調教師は、本レースは管理馬5頭目の出走で初勝利。JRA・GⅠレースは2022年秋華賞(スタニングローズ)以来の勝利で本年初勝利、通算5勝目。JRA重賞レースは前週のデイリー杯2歳S(ジャンタルマンタル)に続く勝利で本年4勝目、通算25勝目。
・藤岡康太騎手は、本レースは7回目の騎乗で初勝利。JRA・GⅠレースは2009年NHKマイルC(ジョーカプチーノ)以来の勝利で本年初勝利、通算2勝目。JRA重賞レースは2021年京都大賞典(マカヒキ)以来の勝利で本年初勝利、通算22勝目。
・ハービンジャー産駒は、本レースは2017年(ペルシアンナイト)以来の勝利で通算2勝目。JRA・GⅠレースは2019年ヴィクトリアマイル(ノームコア)以来の勝利で本年初勝利、通算6勝目(ほかJ・GⅠを1勝)。JRA重賞レースはアルテミスS(チェルヴィニア)以来の勝利で本年8勝目、通算40勝目。