得意の福島で重賞2勝目。トップハンデを克服したクレッシェンドラヴ(第56回七夕賞)

 7月12日、福島競馬場で行われた第56回七夕賞(GⅢ)は、当協会会員、広尾レース(株)のクレッシェンドラヴ(牡6歳、美浦・林徹厩舎、内田博幸騎手)が12番手の後方から馬群をさばいて鮮やかに差し切りました。芝2,000m(重馬場)の勝ちタイムは2分2秒5。通算成績は22戦7勝、2019年福島記念に続き重賞2勝目になります。
クレッシェンドラヴにとって福島は5戦2勝2着3回、連対率100%の大好きなコース
クレッシェンドラヴにとって福島は5戦2勝2着3回、連対率100%の大好きなコース
〈優勝馬プロフィール〉
クレッシェンドラヴ(牡6歳)
馬 主:広尾レース(株)
調教師:林徹(美浦)
騎 手:内田博幸
生産者:木村秀則(新ひだか町)
父・ステイゴールド 母・ハイアーラヴ
JRA成績:22戦7勝
JRA獲得賞金:188,404,000円

〈レーストピックス〉
・クレッシェンドラヴは、本レースは2回目の挑戦で初勝利。前回は2019年の2着。JRA重賞レースは2019年福島記念以来の勝利で通算2勝目。
・広尾レース(株)は、本レースは延べ2頭の出走で初勝利。JRA重賞レースは2019年福島記念(クレッシェンドラヴ)以来の勝利で、通算4勝目。
・林徹調教師は、本レースは管理馬延べ2頭の挑戦で初勝利。JRA重賞レースは2019年福島記念(クレッシェンドラヴ)以来の勝利で通算2勝目。
・内田博幸騎手は、本レースは2012年(アスカクリチャン)以来8年ぶりの勝利で通算2勝目。JRA重賞レースは先週のラジオNIKKEI賞(バビット)に続く勝利で本年3勝目、通算53勝目。福島競馬場で実施される重賞レースは先週のラジオNIKKEI賞(バビット)に続く勝利で通算5勝目。通算5勝は柴田善臣騎手(6勝)に次ぎ、蛯名正義騎手と並ぶ現役2位タイ。
・ステイゴールド産駒は、本レースは本年の出走馬3頭を含む延べ15頭の出走で初勝利。JRA重賞レースは鳴尾記念(パフォーマプロミス)以来の勝利で本年5勝目、通算112勝目。