遅れてきた大器。エネルジコがクラシック最終戦を勝利(第86回菊花賞)

 10月26日、京都競馬場で行われた第86回菊花賞(GⅠ)は当協会会員、(有)シルクレーシングのエネルジコ(牡3歳、美浦・高柳瑞樹厩舎、C.ルメール騎手)が15番手から徐々に進出、最後の直線で堂々と抜け出しました。芝3,000m(稍重馬場)の勝ちタイムは3分4秒0。通算成績5戦4勝。GⅠレースは初挑戦初勝利になります。
雨で湿った馬場を力強く抜け出したエネルジコ。2着エリキングに2馬身差を付け快勝した
雨で湿った馬場を力強く抜け出したエネルジコ。2着エリキングに2馬身差を付け快勝した
〈優勝馬プロフィール〉
エネルジコ(牡3歳)
馬 主:(有)シルクレーシング
調教師:高柳瑞樹(美浦)
騎 手:C.ルメール
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・ドゥラメンテ 母・エノラ
通算成績:5戦4勝
総獲得賞金:318,219,000円

〈レーストピックス〉
・エネルジコは、JRA・GⅠレースは初挑戦で初勝利。JRA重賞レースは青葉賞以来の勝利で本年2勝目、通算2勝目。
・(有)シルクレーシングは、本レースは2024年(アーバンシック)に続く勝利で通算2勝目。JRA・GⅠレースは前週の秋華賞(エンブロイダリー)に続く勝利で本年3勝目、通算26勝目。JRA重賞レースも前週の秋華賞(エンブロイダリー)に続く勝利で本年8勝目、通算109勝目(シルク・有限会社シルク名義を含む)。
・高柳瑞樹調教師は、本レースは管理馬初出走で初勝利。JRA・GⅠレースは2022年オークス(スターズオンアース)以来の勝利で通算3勝目。JRA重賞レースは京王杯スプリングC(トウシンマカオ)以来の勝利で本年3勝目、通算11勝目。
・C.ルメール騎手は、本レースは2023年(ドゥレッツァ)、2024年(アーバンシック)に続く勝利で通算5勝目。なお同レース5勝は武豊騎手に並ぶ歴代最多勝利数タイ。JRA・GⅠレースは前週の秋華賞(エンブロイダリー)に続く勝利で本年3勝目、通算56勝目。JRA重賞レースも前週の秋華賞(エンブロイダリー)に続く勝利で本年8勝目、通算167勝目。
・ドゥラメンテ産駒は、本レースは2023年(ドゥレッツァ)以来の勝利で通算3勝目。JRA・GⅠレースは2024年スプリンターズS(ルガル)以来の勝利で通算14勝目。JRA重賞レースは紫苑S(ケリフレッドアスク)以来の勝利で本年4勝目、通算30勝目。