持ち味の鋭い末脚を発揮。レーベンスティールが重賞4勝目(第76回毎日王冠)

 10月5日、東京競馬場で行われた第76回毎日王冠(GⅡ)は当協会会員、(有)キャロットファームのレーベンスティール(牡5歳、美浦・田中博康厩舎、津村明秀騎手)が3番手から抜け出しました。芝1,800m(良馬場)の勝ちタイムは1分44秒0。通算成績14戦6勝(うち海外1戦0勝)。重賞レースは2023年セントライト記念、2024年エプソムC、オールカマーに続く4勝目になります。
先行したホウオウビスケッツ、サトノシャイニングをゴール直前、半馬身とらえたレーベンスティール
先行したホウオウビスケッツ、サトノシャイニングをゴール直前、半馬身とらえたレーベンスティール
〈優勝馬プロフィール〉
レーベンスティール(牡5歳)
馬 主:(有)キャロットファーム
調教師:田中博康(美浦)
騎 手:津村明秀
生産者:広富牧場(日高町)
父・リアルスティール 母・トウカイライフ
通算成績:14戦6勝(うち海外1戦0勝)
総獲得賞金:263,544,000円(うち海外0円)

〈レーストピックス〉
・レーベンスティールは、本レースは初出走で初勝利。JRA重賞レースは2024年オールカマー以来の勝利で通算4勝目。
・田中博康調教師は、本レースは管理馬2頭目の出走で初勝利。JRA重賞レースはアンタレスS(ミッキーファイト)以来の勝利で本年2勝目、通算12勝目。
・津村明秀騎手は、本レースは3回目の騎乗で初勝利。JRA重賞レースは新潟2歳S(リアライズシリウス)以来の勝利で本年3勝目、通算21勝目。
・リアルスティール産駒は、本レースは産駒初出走で初勝利。リアルスティールは2017年に本レースを制しており、父サクラユタカオー・子トゥナンテ、父ダイワメジャー・子カレンブラックヒルに続く本レース3組目の父子制覇(1984年グレード制導入以降)。JRA重賞レースは函館記念(ヴェローチェエラ)以来の勝利で本年3勝目、通算7勝目。