コースレコードで第一関門突破。ジャスティンミラノが無傷の3連勝(第84回皐月賞)

 4月14日、中山競馬場で行われた第84回皐月賞(GⅠ)は、当協会会員、三木正浩氏のジャスティンミラノ(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎、戸崎圭太騎手)が5番手から差し切り、コスモキュランダの追撃をクビ差振り切りました。芝2,000m(良馬場)の勝ちタイムは1分57秒1のコースレコード。通算成績は3戦3勝、重賞レースは2024年共同通信杯に続き2勝目になります。
早めに抜け出したジャンタルマンタルを捉え、コスモキュランダの猛追をクビ差凌いで接戦をものにした
早めに抜け出したジャンタルマンタルを捉え、コスモキュランダの猛追をクビ差凌いで接戦をものにした
〈優勝馬プロフィール〉
ジャスティンミラノ(牡3歳)
馬 主:三木正浩氏
調教師:友道康夫(栗東)
騎 手:戸崎圭太
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・キズナ 母・マーゴットディド
通算成績:3戦3勝
総獲得賞金:274,821,000円

〈レーストピックス〉
・ジャスティンミラノは、JRA・GⅠレースは初挑戦で初勝利。JRA重賞レースは共同通信杯に続く勝利で本年2勝目、通算2勝目。勝ちタイムの1分57秒1は2015年中山金杯でラブリーデイが記録した1分57秒8を0秒7更新するコースレコード。また、2017年の皐月賞でアルアインが記録した1分57秒8を同じく0秒7更新するレースレコード。
・三木正浩氏は、本レースは所有馬3頭目の出走で初勝利。JRA・GⅠレースは2023年天皇賞(春)(ジャスティンパレス)以来の勝利で本年初勝利、通算2勝目。JRA重賞レースは共同通信杯(ジャスティンミラノ)以来の勝利で本年2勝目、通算9勝目。
・友道康夫調教師は、本レースは2009年(アンライバルド)以来の勝利で通算2勝目。JRA・GⅠレースは2023年有馬記念(ドウデュース)以来の勝利で本年初勝利、通算19勝目。JRA重賞レースは共同通信杯(ジャスティンミラノ)以来の勝利で本年2勝目、通算65勝目。
・戸崎圭太騎手は、本レースは2018年(エポカドーロ)以来の勝利で通算2勝目。JRA・GⅠレースは2023年安田記念(ソングライン)以来の勝利で本年初勝利、通算12勝目。JRA重賞レースはダービー卿チャレンジT(パラレルヴィジョン)以来の勝利で本年3勝目、通算73勝目。
・キズナ産駒は、本レースは本年出走の3頭を含む産駒6頭の出走で初勝利。JRA・GⅠレースは2023年安田記念(ソングライン)以来の勝利で本年初勝利、通算5勝目。JRA重賞レースはダービー卿チャレンジT(パラレルヴィジョン)以来の勝利で本年6勝目、通算28勝目。