末脚強烈。1番人気の支持に堂々と応えたイクイノックス(第166回天皇賞(秋))

 10月30日、東京競馬場で行われた第166回天皇賞(秋)(GⅠ)は、当協会会員、(有)シルクレーシングのイクイノックス(牡3歳、美浦・木村哲也厩舎、C.ルメール騎手)が10番手から差し切りました。芝2,000m(良馬場)の勝ちタイムは1分57秒5。通算成績は5戦3勝、GⅠレースは初勝利になります。
デビューから5戦目でのJRA“古馬GⅠ”制覇はグレード制を導入した1984年以降、最少キャリア記録
デビューから5戦目でのJRA“古馬GⅠ”制覇はグレード制を導入した1984年以降、最少キャリア記録
〈優勝馬プロフィール〉
イクイノックス(牡3歳)
馬 主:(有)シルクレーシング
調教師:木村哲也(美浦)
騎 手:C.ルメール
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・キタサンブラック 母・シャトーブランシュ
通算成績:5戦3勝
通算獲得賞金:403,242,000円

〈レーストピックス〉
・イクイノックスは、GⅠレースは3回目の挑戦で初勝利。JRA重賞レースは2021年東京スポーツ杯2歳S以来の勝利で本年初勝利、通算2勝目。
・(有)シルクレーシングは、本レースは2020年(アーモンドアイ)以来の勝利で通算3勝目。JRA・GⅠレースは2021年スプリンターズS(ピクシーナイト)以来の勝利で本年初勝利、通算18勝目。JRA重賞レースは前日のスワンS(ダイアトニック)に続く勝利で本年8勝目、通算87勝目(シルク・有限会社シルク名義を含む)。
・木村哲也調教師は、本レースは本年出走の2頭が管理馬初出走で初勝利。JRA・GⅠレースは皐月賞(ジオグリフ)以来の勝利で本年2勝目、通算3勝目。JRA重賞レースは皐月賞(ジオグリフ)以来の勝利で本年3勝目、通算19勝目。
・C.ルメール騎手は、本レースは2020年(アーモンドアイ)以来の勝利で通算4勝目。JRA・GⅠレースはオークス(スターズオンアース)以来の勝利で本年2勝目、通算42勝目。JRA重賞レースはキーンランドC(ヴェントヴォーチェ)以来の勝利で本年3勝目、通算127勝目。
・キタサンブラック産駒は、本レースは産駒初出走で初勝利。JRA・GⅠレースは産駒延べ5頭の出走で初勝利。JRA重賞レースは前日のアルテミスS(ラヴェル)に続く勝利で本年3勝目、通算4勝目。キタサンブラックは2017年の本レース優勝馬で、本レース4組目(1978年テンメイ・1971年トウメイ(母)、1982年メジロティターン・1970年メジロアサマ(父)、2010年ブエナビスタ・1999年スペシャルウィーク(父))の親子制覇となった。