物語はまだまだ続く。10歳馬オジュウチョウサンが1年8カ月ぶりJ・GⅠ8勝目(第144回中山大障害)

 12月25日、中山競馬場で行われた第144回中山大障害(J・GⅠ)は、当協会会員、(株)チョウサンのオジュウチョウサン(牡10歳、美浦・和田正一郎厩舎、石神深一騎手)が2周目3コーナーで先頭に立ち、後続を振り切りました。障害・芝4,100m(稍重馬場)の勝ちタイムは4分46秒6。中山大障害は2016、17年に続き3勝目。障害通算成績は28戦17勝、障害重賞は14勝目になります。
JRA同一重賞レース3勝以上は中山グランドジャンプ、阪神スプリングジャンプに続き、中山大障害が3レース目
JRA同一重賞レース3勝以上は中山グランドジャンプ、阪神スプリングジャンプに続き、中山大障害が3レース目
〈優勝馬プロフィール〉
オジュウチョウサン(牡10歳)
馬 主:(株)チョウサン
調教師:和田正一郎(美浦)
騎 手:石神深一
生産者:坂東牧場(平取町)
父・ステイゴールド 母・シャドウシルエット
通算成績:36戦19勝(うち障害28戦17勝)
通算獲得賞金:865,007,000円(うち障害839,087,000円)

〈レーストピックス〉
・オジュウチョウサンは、本レースは2017年以来の勝利で通算3勝目。J・GⅠレースは2020年中山グランドジャンプ以来の勝利で本年初勝利、通算8勝目。JRA重賞レースは、2020年中山グランドジャンプ以来の勝利で本年初勝利、通算14勝目。JRA障害重賞レース勝利数(14勝)および障害レースでの獲得賞金(839,087,000円)は、自身の持つ最高記録を更新し歴代1位。
・(株)チョウサンは、本レースは2017年(オジュウチョウサン)以来の勝利で通算3勝目。J・GⅠレースは2020年中山グランドジャンプ(オジュウチョウサン)以来の勝利で本年初勝利、通算8勝目。JRA重賞レースは、2020年中山グランドジャンプ(オジュウチョウサン)以来の勝利で本年初勝利、通算16勝目(長山尚義氏名義を含む)。
・和田正一郎調教師は、本レースは2017年(オジュウチョウサン)以来の勝利で通算3勝目。J・GⅠレースは2020年中山グランドジャンプ(オジュウチョウサン)以来の勝利で本年初勝利、通算8勝目。JRA重賞レースは、クイーンS(テルツェット)以来の勝利で本年3勝目、通算18勝目。
・石神深一騎手は、本レースは2018年(二ホンピロバロン)以来の勝利で通算4勝目。本レース4勝は現役最多記録。J・GⅠレースは2020年中山グランドジャンプ(オジュウチョウサン)以来の勝利で本年初勝利、通算9勝目。JRA重賞レースは、阪神ジャンプS(トゥルボ―)以来の勝利で本年3勝目、通算20勝目。
・ステイゴールド産駒は、本レースは2017年(オジュウチョウサン)以来の勝利で通算3勝目。J・GⅠレースは2020年中山グランドジャンプ(オジュウチョウサン)以来の勝利で本年初勝利、通算9勝目。JRA重賞レースは、新潟記念(マイネルファンロン)以来の勝利で本年2勝目、通算114勝目。