ヒシイグアスがスピード勝負にも対応して重賞連勝(第95回中山記念)

 2月28日、中山競馬場で行われた第95回中山記念(GⅡ)は、当協会会員、阿部雅英氏のヒシイグアス(牡5歳、美浦・堀宣行厩舎、松山弘平騎手)が4番手から差し切り、1番人気に応えました。芝1,800m(良馬場)の勝ちタイムは1分44秒9のコースレコードタイ記録。通算成績は11戦6勝、重賞レースは2021年中山金杯に続き2勝目になります。
京都金杯勝ち馬ケイデンスコールにクビ差競り勝ち、ヒシイグアスが4連勝
京都金杯勝ち馬ケイデンスコールにクビ差競り勝ち、ヒシイグアスが4連勝
〈優勝馬プロフィール〉
ヒシイグアス(牡5歳)
馬 主:阿部雅英氏
調教師:堀宣行(美浦)
騎 手:松山弘平
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・ハーツクライ 母・ラリズ
通算成績:11戦6勝
総獲得賞金:177,316,000円

〈レーストピックス〉
・ヒシイグアスは、本レースは初出走で初勝利。勝ちタイムの1分44秒9は2004年の中山記念でサクラプレジデントがマークしたコースレコードと同タイム。JRA重賞レースは中山金杯に続く勝利で本年2勝目、通算2勝目。
・阿部雅英氏は、本レースは初出走で初勝利。JRA重賞レースは中山金杯(ヒシイグアス)以来の勝利で本年2勝目、通算2勝目。
・堀宣行調教師は、本レースは2016年(ドゥラメンテ)、2017年(ネオリアリズム)以来の勝利で通算3勝目。本レース3勝は現役調教師最多勝利。JRA重賞レースはフェブラリーS(カフェファラオ)に続く勝利で本年3勝目、通算61勝目。
・松山弘平騎手は、本レースは初騎乗で初勝利。JRA重賞レースは中山金杯(ヒシイグアス)以来の勝利で本年2勝目、通算22勝目。
・ハーツクライ産駒は、本レースは2014年(ジャスタウェイ)、2015年(ヌーヴォレコルト)以来の勝利で通算3勝目。JRA重賞レースは京成杯(グラティアス)以来の勝利で本年3勝目、通算65勝目。