サリオスがサウジアラビアロイヤルCをレコード制覇

 10月5日、東京競馬場で行われた第5回サウジアラビアロイヤルC(GⅢ)は、当協会会員、(有)シルクレーシングのサリオス(牡2歳、美浦・堀宣行厩舎、石橋脩騎手)が粘り強い末脚で叩き合いを制し、無傷の2連勝で重賞初制覇を成し遂げました。芝1,600m(良馬場)の勝ちタイムは1分32秒7。通算成績は2戦2勝になります。
コースレコードで重賞初制覇を成し遂げたサリオス
コースレコードで重賞初制覇を成し遂げたサリオス
〈優勝馬プロフィール〉
サリオス(牡2歳)
馬 主:(有)シルクレーシング
調教師:堀宣行(美浦)
騎 手:石橋脩
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・ハーツクライ 母・サロミナ
JRA成績:2戦2勝
JRA獲得賞金:40,315,000円

〈レーストピックス〉
・サリオスは、JRA重賞レース初挑戦で初勝利。
・(有)シルクレーシングは、本レースは3頭目の出走で初勝利。JRA重賞レースは札幌記念(ブラストワンピース)に続く勝利で、本年7勝目、通算49勝目。
・堀宣行調教師は、本レースは管理馬初出走で初勝利。JRA重賞レースはマーチS(サトノティターン)以来の勝利で、本年2勝目、通算53勝目。
・石橋脩騎手は、本レースは2回目の騎乗で初勝利。JRA重賞レースはマーチS(サトノティターン)以来の勝利で、本年3勝目、通算17勝目。
・ハーツクライ産駒は、本レースは本年出走の2頭を含む3頭目の出走で初勝利。JRA重賞レースはシリウスS(ロードゴラッソ)に続く勝利で、本年6勝目、通算54勝目。
・優勝馬サリオスの馬体重540kgは、1992年京成杯3歳Sにおけるマイネルキャッスルの538kgを2kg更新し、JRA2歳重賞レースにおける最高馬体重での勝利。
・優勝タイム1分32秒7は、2017年の同レースでダノンプレミアムが記録した1分33秒0を0.3秒更新するコースレコード。