JRA重賞史上初の白毛馬優勝、ハヤヤッコがレパードSを制す

 8月4日、新潟競馬場で行われた第11回レパードS(GⅢ)は、当協会会員、金子真人ホールディングス(株)のハヤヤッコ(牡3歳、美浦・国枝栄厩舎、田辺裕信騎手)が直線外目を伸びて差し切り、重賞初制覇を成し遂げました。ダート1,800m(良馬場)の勝ちタイムは1分51秒3。通算成績は9戦3勝になります。
JRA史上初となる白毛馬の重賞制覇を飾ったハヤヤッコ
JRA史上初となる白毛馬の重賞制覇を飾ったハヤヤッコ
〈優勝馬プロフィール〉
ハヤヤッコ(牡3歳)
馬 主:金子真人ホールディングス(株)
調教師:国枝栄(美浦)
騎 手:田辺裕信
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・キングカメハメハ 母・マシュマロ
JRA成績:9戦3勝
JRA獲得賞金:61,839,000円

〈レーストピックス〉
・ハヤヤッコは、JRA重賞レースは初挑戦で初勝利。
・金子真人ホールディングス㈱は、本レースは2011年(ボレアス)以来の勝利で通算2勝目。JRA重賞レースは阪神大賞典(シャケトラ)以来のJRA重賞勝利で、本年4勝目、通算89勝目(金子真人氏名義含む)。
・国枝栄調教師は、本レースは管理馬初出走で初勝利。JRA重賞レースは中山牝馬S(フロンテアクイーン)以来の勝利で、本年2勝目、通算48勝目。
・田辺裕信騎手は、本レースは7回目の騎乗で初勝利。JRA重賞レースはラジオNIKKEI賞(ブレイキングドーン)から騎乗機会4連勝で本年4勝目、通算32勝目。
・キングカメハメハ産駒は、本レースは2012年(ホッコータルマエ)以来の勝利で通算2勝目。JRA重賞レースはエプソムC(レイエンダ)以来の勝利で、本年5勝目、通算115勝目。
・白毛馬は、JRA重賞レースは7回目(3頭目)の挑戦で初勝利。これまでの最高着順は、ブチコの2015年ユニコーンSでの5着。なお、白毛馬ではユキチャンが地方競馬で行われた統一ダートグレード競走の2008年関東オークス(川崎)に、地方競馬への移籍後は2009年クイーン賞(船橋)、2010年TCK女王盃(大井)に優勝している。