良血開花、ダービー馬の全弟レイエンダがエプソムCで重賞初制覇

 6月9日、東京競馬場で行われた第36回エプソムカップ(GⅢ)は、当協会会員、(有)キャロットファームのレイエンダ(牡4歳、美浦・藤沢和雄厩舎、C.ルメール騎手)が2番手でレースを進め、最後は力強く伸びて重賞初制覇を成し遂げました。芝1,800m(稍重馬場)の勝ちタイムは1分49秒1。通算成績は8戦4勝になります。
ダービー馬レイデオロの全弟として、兄譲りの力強い末脚を見せたレイエンダ
ダービー馬レイデオロの全弟として、兄譲りの力強い末脚を見せたレイエンダ
〈優勝馬プロフィール〉
レイエンダ(牡4歳)
馬 主:(有)キャロットファーム
調教師:藤沢和雄(美浦)
騎 手: C.ルメール
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・キングカメハメハ 母・ラドラーダ
JRA成績:8戦4勝
JRA獲得賞金:96,260,000円

〈レーストピックス〉
・レイエンダは、JRA重賞レースは4回目の挑戦で初勝利。
・(有)キャロットファームは、本レースは2016年(ルージュバック)以来の勝利で、通算2勝目。JRA重賞レースは鳴尾記念(メールドグラース)に続く勝利で、本年6勝目、通算94勝目。
・藤沢和雄調教師は、本レースは2005年(スズノマーチ)以来の勝利で通算3勝目。本レース3勝は歴代調教師最多勝利。JRA重賞レースは京王杯SC(タワーオブロンドン)以来の勝利で、本年4勝目、通算115勝目。
・C.ルメール騎手は、本レースは3回目の騎乗で初勝利。JRA重賞レースは天皇賞(春)(フィエールマン)以来の勝利で、本年6勝目、通算80勝目。
・キングカメハメハ産駒は、本レースは延べ7頭目の出走で初勝利。JRA重賞レースは平安S(チュウワウィザード)以来の勝利で、本年4勝目、通算114勝目。