ロジャーバローズが3歳世代7,071頭の頂点に立つ

 5月26日、東京競馬場で行われた第86回東京優駿(日本ダービー・GⅠ)は、当協会会員、猪熊広次氏のロジャーバローズ(牡3歳、栗東・角居勝彦厩舎、浜中俊騎手)が先行力を活かして押し切り、レースレコードで日本ダービーを優勝しました。良馬場の勝ちタイムは2分22秒6。通算成績は6戦3勝、重賞初勝利になります。
道中は2番手で進み、最後の直線では後続馬の猛追を振り切った
道中は2番手で進み、最後の直線では後続馬の猛追を振り切った
〈優勝馬プロフィール〉
ロジャーバローズ(牡3歳)
馬 主:猪熊広次氏
調教師:角居勝彦(栗東)
騎 手:浜中俊
生産者:飛野牧場(新ひだか町)
父・ディープインパクト  母・リトルブック
JRA成績:6戦3勝
JRA獲得賞金:268,756,000円

〈レーストピックス〉
・ロジャーバローズは、JRA・GⅠレース初挑戦で初勝利。JRA重賞レースは3回目の挑戦で初勝利。
・ 猪熊広次氏は、本レースは所有馬2頭目の挑戦で初勝利。JRA・GⅠレースは所有馬13頭目の出走で初勝利。JRA重賞レースは2018年北九州記念(アレスバローズ)以来の勝利で、本年初勝利、通算5勝目。
・角居勝彦調教師は、本レースは2007年(ウオッカ)以来の勝利で通算2勝目。JRA・GⅠレースは皐月賞(サートゥルナーリア)以来の勝利で、本年2勝目、通算26勝目。JRA重賞レースは皐月賞(サートゥルナーリア)以来の勝利で、本年5勝目、通算79勝目。
・浜中俊騎手は、本レースは6回目の挑戦で初勝利。JRA・GⅠレースは2016年マイルチャンピオンシップ(ミッキーアイル)以来の勝利で、通算9勝目。JRA重賞レースはアーリントンC(イベリス)以来の勝利で、本年2勝目、通算42勝目。
・ディープインパクト産駒は、本レースは2018年(ワグネリアン)に続く2年連続の勝利で、通算5勝目。JRA重賞レースは、先週のオークス(ラヴズオンリーユー)に続く2週連続の勝利で、本年14勝目、通算203勝目。
・勝ちタイムの2分22秒6は、2015年にドゥラメンテが記録した2分23秒2を0.6秒更新するレースレコード。
・ロジャーバローズは単勝12番人気での優勝。フタ桁人気の勝利は、1966年(12番人気テイトオー)以来、53年ぶりの勝利で、通算5勝目。