圧倒的な人気に応えて、菊花賞3着馬ユーキャンスマイルが快勝

 2月16日、東京競馬場で行われた第69回ダイヤモンドS(GⅢ)は、当協会会員、金子真人ホールディングス(株)のユーキャンスマイル(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎、岩田康誠騎手)が後方から難なく追い込みました。芝3,400m(良馬場)の勝ちタイムは3分31秒5。通算成績は10戦4勝、JRA重賞は初制覇になります。
2周目4コーナーで最後方まで下がったが、内から鋭く差し切ったユーキャンスマイル
2周目4コーナーで最後方まで下がったが、内から鋭く差し切ったユーキャンスマイル
〈優勝馬プロフィール〉
ユーキャンスマイル(牡4歳)
馬 主:金子真人ホールディングス(株)
調教師:友道康夫(栗東)
騎 手:岩田康誠
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・キングカメハメハ 母・ムードインディゴ
JRA成績:10戦4勝
JRA獲得賞金:1億2,027万2,000円

〈レーストピックス〉
・ユーキャンスマイルは4度目のJRA重賞挑戦で初勝利(2018年毎日杯6着、京都新聞杯6着、菊花賞3着)。
・金子真人ホールディングス(株)はアメリカJCC(シャケトラ)に続くJRA重賞勝利で、本年2勝目。ダイヤモンドSは2010年(フォゲッタブル)以来の勝利で、通算2勝目。
・友道康夫調教師は2018年朝日杯フューチュリティS(アドマイヤマーズ)以来のJRA重賞勝利。ダイヤモンドSは初勝利。友道康夫調教師はこの勝利で9年連続のJRA重賞勝利となった。
・岩田康誠騎手は2018年天皇賞(春)(レインボーライン)以来のJRA重賞勝利。ダイヤモンドSは初勝利。
・キングカメハメハ産駒は2018年チャレンジC(エアウィンザー)以来のJRA重賞勝利。ダイヤモンドSは2012年(ケイアイドウソジン)以来の勝利で、通算2勝目。
・ダイヤモンドSは1番人気馬が強く、2017年(アルバート)、2018年(フェイムゲーム)、2019年(ユーキャンスマイル)と3年連続の勝利。本年を含む過去10年の成績は1番人気馬が7勝。