13カ月ぶりのシャケトラが古馬GⅠ戦線で磨いた実力を発揮(第60回アメリカJCC)

 1月20日、中山競馬場で行われた第60回アメリカJCC(GⅡ)は、当協会会員、金子真人ホールディングス(株)のシャケトラ(牡6歳、栗東・角居勝彦厩舎、石橋脩騎手)が4番手から先に抜け出し、1番人気フィエールマンの猛追をアタマ差抑えました。芝2,200m(良馬場)の勝ちタイムは2分13秒7。通算成績は12戦5勝、JRA重賞は2017年日経賞以来、2勝目になります。
2017年の古馬中長距離GⅠを5戦連続戦ったシャケトラ(橙帽)が菊花賞馬フィエールマンの追撃を振り切った
2017年の古馬中長距離GⅠを5戦連続戦ったシャケトラ(橙帽)が菊花賞馬フィエールマンの追撃を振り切った
〈優勝馬プロフィール〉
シャケトラ(牡6歳)
馬 主:金子真人ホールディングス(株)
調教師:角居勝彦(栗東)
騎 手:石橋脩
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・マンハッタンカフェ 母・サマーハ
JRA成績:12戦5勝
JRA獲得賞金:2億735万5,000円

〈レーストピックス〉
・金子真人ホールディングス(株)は2018年神戸新聞杯(ワグネリアン)以来のJRA重賞勝利。アメリカJCCは初勝利。
・角居勝彦調教師は2018年フローラS(サトノワルキューレ)以来のJRA重賞勝利。アメリカJCCは2012年(ルーラーシップ)以来の勝利で、通算2勝目。角居勝彦調教師は2004年から16年連続のJRA重賞勝利となり、継続中の記録としては現役調教師トップ(2位の池江泰寿調教師は2006~2018年の13年連続)。
・石橋脩騎手は2018年新潟2歳S(ケイデンスコール)以来のJRA重賞勝利。アメリカJCCは初勝利。
・マンハッタンカフェ産駒は2018年ラジオNIKKEI賞(メイショウテッコン)以来のJRA重賞勝利。アメリカJCCは初勝利。
・シャケトラは2017年有馬記念以来、中391日の出走間隔でのJRA重賞勝利となった。これは中573日(テイエムドラゴン・2007年京都ハイジャンプ)、中461日(スズパレード・1988年オールカマー)に次ぐ、長期間出走間隔での重賞勝利記録になる。
・単勝⑧3,850円(7番人気)、ワイド⑧-⑩5,570円(32番人気)は、アメリカJCCの式別最高払戻金額。