高松宮記念勝ち馬セイウンコウセイが鮮やかに復活(第25回函館スプリントS)

 6月17日、函館競馬場で行われた第25回函館スプリントS(GⅢ)は、当協会会員、西山茂行氏のセイウンコウセイ(牡5歳、美浦・上原博之厩舎、池添謙一騎手)が先手を奪い逃げ切りました。良馬場の勝ちタイムは1分07秒6。通算成績は23戦7勝、JRA重賞は2017年高松宮記念以来の勝利で通算2勝目になります。
セイウンコウセイが鮮やかに逃げ切り、高松宮記念以来1年3か月ぶりの勝利を飾った
セイウンコウセイが鮮やかに逃げ切り、高松宮記念以来1年3か月ぶりの勝利を飾った
〈優勝馬プロフィール〉
セイウンコウセイ(牡5歳)
馬 主:西山茂行氏
調教師:上原博之(美浦)
騎 手:池添謙一
生産者:桜井牧場(新ひだか町)
父・アドマイヤムーン 母・オブザーヴァント
JRA成績:23戦7勝
JRA獲得賞金:2億5,784万6,000円

〈レーストピックス〉
・西山茂行氏は2017年京阪杯(ネロ)以来のJRA重賞勝利。函館スプリントSは初勝利。
・上原博之調教師は2017年高松宮記念(セイウンコウセイ)以来のJRA重賞勝利。函館スプリントSは1995年、1996年(ともにノーブルグラス、両レースとも札幌スプリントSとして実施)に続く勝利で、通算3勝目。函館スプリントS3勝は単独トップ。
・池添謙一騎手は毎日杯(ブラストワンピース)に続くJRA重賞勝利で、本年3勝目。函館スプリントSは2004年、2005年(ともにシーイズトウショウ)、2011年(カレンチャン)に続く勝利で、通算4勝目。函館スプリントS4勝は単独トップ。
・アドマイヤムーン産駒は京王杯スプリングC(ムーンクエイク)に続くJRA重賞勝利で、本年5勝目。函館スプリントSは初勝利。
・GⅠ馬による函館スプリントS勝利は、1999年シンコウフォレスト(1998年高松宮記念)、2003年ビリーヴ(2002年スプリンターズS、2003年高松宮記念)以来、3頭目。いずれも勝利したGⅠレースは1200m戦。
・函館スプリントSは2006年から実施しているサマースプリントシリーズの開幕戦にあたるが、2010年ワンカラットが函館スプリントSに続きキーンランドCを制し、サマースプリントシリーズチャンピオンに輝いている。