接戦を制して連覇達成。テルツェットが3つ目の重賞制覇(第70回クイーンS)

 7月31日、札幌競馬場で行われた第70回クイーンS(GⅢ)は、当協会会員、(有)シルクレーシングのテルツェット(牝5歳、美浦・和田正一郎厩舎、池添謙一騎手)が7番手から内ラチ沿いを狙って鋭く差し切りました。芝1,800m(良馬場)の勝ちタイムは1分47秒8。通算成績は12戦7勝、重賞レースは2021年ダービー卿CT、クイーンSに次ぐ3勝目になります。
最内を狙って抜け出したテルツェットが外めを追い込むサトノセシル、逃げたローザノワールをハナ、クビ差抑えた
最内を狙って抜け出したテルツェットが外めを追い込むサトノセシル、逃げたローザノワールをハナ、クビ差抑えた
〈優勝馬プロフィール〉
テルツェット(牝5歳)
馬 主:(有)シルクレーシング
調教師:和田正一郎(美浦)
騎 手:池添謙一
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・ディープインパクト 母・ラッドルチェンド
JRA成績:12戦7勝
JRA獲得賞金:172,561,000円

〈レーストピックス〉
・テルツェットは、本レースは2021年に続き2年連続の勝利で通算2勝目。JRA重賞レースは2021年クイーンS以来の勝利で本年初勝利、通算3勝目。
・(有)シルクレーシングは、本レースは2021年(テルツェット)に続き2年連続の勝利で通算3勝目。JRA重賞レースは福島牝馬S(アナザーリリック)以来の勝利で本年5勝目、通算84勝目(シルク・有限会社シルク名義を含む)。
・和田正一郎調教師は、本レースは2021年(テルツェット)に続き2年連続の勝利で通算2勝目。JRA重賞レースは中山グランドジャンプ(オジュウチョウサン)以来の勝利で本年2勝目、通算20勝目。
・池添謙一騎手は、本レースは2012年(アイムユアーズ)以来の勝利で通算4勝目。本レース4勝は保田隆芳元騎手に並ぶ最多勝利記録。JRA重賞レースは安田記念(ソングライン)以来の勝利で本年6勝目、通算93勝目。
・ディープインパクト産駒は、本レースは2021年(テルツェット)に続き2年連続の勝利で通算4勝目。本レース4勝はサンデーサイレンス産駒を上回る最多勝利記録。JRA重賞レースは青葉賞(プラダリア)以来の勝利で本年5勝目、通算276勝目。