レースレコードの激戦を制し、同世代7,522頭の頂点に立ったドウデュース(第89 回日本ダービー)

 5月29日、東京競馬場で行われた第89回日本ダービー(GⅠ)は、当協会会員、(株)キーファーズのドウデュース(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎、武豊騎手)が14番手から差し切りました。芝2,400m(良馬場)の勝ちタイムはこれまでの記録を0秒6更新する2分21秒9のレースレコード。通算成績は6戦4勝、2021年朝日杯FS以来2回目の重賞制覇になります。
イクイノックスの追い上げをクビ差抑え、ドウデュースが2分21秒9の日本ダービーレコードで優勝した
イクイノックスの追い上げをクビ差抑え、ドウデュースが2分21秒9の日本ダービーレコードで優勝した
〈優勝馬プロフィール〉
ドウデュース(牡3歳)
馬 主:(株)キーファーズ
調教師:友道康夫(栗東)
騎 手:武豊
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・ハーツクライ 母・ダストアンドダイヤモンズ
JRA成績:6戦4勝
JRA総獲得賞金:385,951,000円

〈レーストピックス〉
・ドウデュースは、JRA・GⅠレースは2021年朝日杯FS以来の勝利で本年初勝利、通算2勝目。JRA重賞レースは2021年朝日杯FS以来の勝利で本年初勝利、通算2勝目。
・(株)キーファーズは、本レースは所有馬2頭目の出走で初勝利。JRA・GⅠレースは2021年朝日杯FS(ドウデュース)以来の勝利で本年初勝利、通算2勝目。JRA重賞レースは2021年朝日杯FS(ドウデュース)以来の勝利で本年初勝利、通算3勝目(松島正昭氏名義を含む。外国馬は除く)。
・友道康夫調教師は、本レースは2018年(ワグネリアン)以来の勝利で通算3勝目。なお、本レース3勝は現役最多。JRA・GⅠレースは大阪杯(ポタジェ)以来の勝利で本年2勝目、通算16勝目。JRA重賞レースは大阪杯(ポタジェ)以来の勝利で本年3勝目、通算54勝目。
・武豊騎手は、本レースは2013年(キズナ)以来の勝利で通算6勝目、騎乗回数も33回目となり、どちらも自身の持つ最多記録を更新した。また、武豊騎手は53歳2カ月15日での勝利となり、これは本レース史上最年長優勝騎手となった。JRA・GⅠレースは2021年朝日杯FS(ドウデュース)以来の勝利で本年初勝利、通算79勝目。JRA重賞レースはニュージーランドT(ジャングロ)以来の勝利で本年3勝目、通算349勝目。
・ハーツクライ産駒は、本レースは2014年(ワンアンドオンリー)以来の勝利で通算2勝目。JRA・GⅠレースは2021年朝日杯FS(ドウデュース)以来の勝利で本年初勝利、通算14勝目。JRA重賞レースは阪神牝馬S(メイショウミモザ)以来の勝利で本年6勝目、通算77勝目。