ルビーカサブランカが兄に続いて重賞制覇。武豊騎手は36年連続重賞勝利(第59回愛知杯)

 1月15日、中京競馬場で行われた第59回愛知杯(GⅢ)は、当協会会員、金子真人ホールディングス(株)のルビーカサブランカ(牝5歳、栗東・須貝尚介厩舎、武豊騎手)が11番手の内から追い込み、同馬主のマリアエレーナをアタマ差差し切りました。芝2,000m(良馬場)の勝ちタイムは2分1秒0。通算成績は20戦5勝、重賞レースは初勝利になります。
全兄は阪神大賞典など重賞3勝を挙げているユーキャンスマイル。今後さらなる活躍が期待される
全兄は阪神大賞典など重賞3勝を挙げているユーキャンスマイル。今後さらなる活躍が期待される
〈優勝馬プロフィール〉
ルビーカサブランカ(牝5歳)
馬 主:金子真人ホールディングス(株)
調教師:須貝尚介(栗東)
騎 手:武豊
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・キングカメハメハ 母・ムードインディゴ
通算成績:20戦5勝
総獲得賞金:128,120,000円

〈レーストピックス〉
・ルビーカサブランカは、本レースは初挑戦で初勝利。重賞レースも初挑戦で初勝利。
・金子真人ホールディングス(株)は、本レースは本年の2頭を含む延べ7頭の出走で初勝利。JRA重賞レースは2021年秋華賞(アカイトリノムスメ)以来の勝利で本年初勝利、通算103勝目。また、2着のマリアエレーナも金子真人ホールディングス(株)の所有馬で、本馬主によるJRA重賞レースでの1、2着独占は2019年新潟記念(1着ユーキャンスマイル、2着ジナンボー)以来通算5回目(金子真人氏名義含む)。
・須貝尚介調教師は、本レースは管理馬延べ4頭の出走で初勝利。JRA重賞レースは2021年神戸新聞杯(ステラヴェローチェ)以来の勝利で本年初勝利、通算43勝目。
・武豊騎手は、本レースは2006年(アドマイヤキッス)以来16年ぶりの勝利で通算2勝目。JRA重賞レースは2021年朝日杯フューチュリティS(ドウデュース)以来の勝利で本年初勝利、通算347勝目。この勝利で、デビュー年の1987年から36年連続でJRA重賞レース勝利を達成。自身の持つJRA記録を更新した。
・キングカメハメハ産駒は、本レースは2017年(マキシマムドパリ)以来の勝利で通算3勝目。JRA重賞レースは2021年ローズS(アンドヴァラナウト)以来の勝利で本年初勝利、通算126勝目。