年末最後のGⅠも横山武史騎手。キラーアビリティが大舞台で素質開花(第38回ホープフルS)

 12月28日、中山競馬場で行われた第38回ホープフルS(GⅠ)は、当協会会員、(有)キャロットファームのキラーアビリティ(牡2歳、栗東・斉藤崇史厩舎、横山武史騎手)が3番手から差し切りました。芝2,000m(良馬場)の勝ちタイムは2分0秒6。通算成績は4戦2勝、重賞レースは初勝利になります。
母はハリウッドスターレットS(米G1)勝ち馬キラーグレイシス。クラシックでの活躍が楽しみだ
母はハリウッドスターレットS(米G1)勝ち馬キラーグレイシス。クラシックでの活躍が楽しみだ
〈優勝馬プロフィール〉
キラーアビリティ(牡2歳)
馬 主:(有)キャロットファーム
調教師:斉藤崇史(栗東)
騎 手:横山武史
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・ディープインパクト 母・キラーグレイシス
JRA成績:4戦2勝
JRA総獲得賞金:83,688,000円

〈レーストピックス〉
・キラーアビリティは、JRA重賞レースは初挑戦で初勝利。
・(有)キャロットファームは、本レースは2018年(サートゥルナーリア)以来の勝利で通算6勝目。本レース6勝は単独最多の勝利数。JRA・GⅠレースは有馬記念(エフフォーリア)に続く勝利で本年5勝目、通算30勝目。JRA重賞レースは有馬記念(エフフォーリア)に続く勝利で本年11勝目、通算122勝目。
・斉藤崇史調教師は、本レースは管理馬2頭の出走で初勝利。JRA・GⅠレースは宝塚記念(クロノジェネシス)以来の勝利で本年2勝目、通算6勝目。JRA重賞レースは宝塚記念(クロノジェネシス)以来の勝利で本年4勝目、通算11勝目。
・横山武史騎手は、本レースは2回目の騎乗で初勝利。JRA・GⅠレースは有馬記念(エフフォーリア)に続く勝利で本年5勝目、通算5勝目。JRA重賞レースは有馬記念(エフフォーリア)に続く勝利で本年9勝目、通算10勝目。
・ディープインパクト産駒は、本レースは2019年(コントレイル)以来の勝利で通算6勝目。本レース6勝は単独最多の勝利数。JRA・GⅠレースはジャパンC(コントレイル)以来の勝利で本年9勝目、通算68勝目(他にJ・GⅠを1勝)。JRA重賞レースはジャパンC(コントレイル)以来の勝利で本年23勝目、通算271勝目。