ファン投票1位に応えて、エフフォーリアが現役最強を証明(第66回有馬記念)

 12月26日、中山競馬場で行われた第66回有馬記念(GⅠ)は、当協会会員、(有)キャロットファームのエフフォーリア(牡3歳、美浦・鹿戸雄一厩舎、横山武史騎手)が9番手から差し切りました。芝2,500m(良馬場)の勝ちタイムは2分32秒0。通算成績は7戦6勝、重賞レースは2021年共同通信杯(GⅢ)、皐月賞(GⅠ)、天皇賞(秋)(GⅠ)に続き本年4勝目、通算4勝目になります。
凱旋門賞に挑戦したディープボンド、クロノジェネシスを引き離し、今年度GⅠ3勝目を挙げたエフフォーリア
凱旋門賞に挑戦したディープボンド、クロノジェネシスを引き離し、今年度GⅠ3勝目を挙げたエフフォーリア
〈優勝馬プロフィール〉
エフフォーリア(牡3歳)
馬 主:(有)キャロットファーム
調教師:鹿戸雄一(美浦)
騎 手:横山武史
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・エピファネイア 母・ケイティーズハート
JRA成績:7戦6勝
JRA総獲得賞金:736,636,000円

〈レーストピックス〉
・エフフォーリアは、本レースは初出走で初勝利。デビューから7戦目での有馬記念制覇は1998年グラスワンダー、2018年ブラストワンピースに並ぶ最少キャリアタイ記録。JRA・GⅠレースは天皇賞(秋)に続く勝利で本年3勝目、通算3勝目。JRA重賞レースは天皇賞(秋)に続く勝利で本年4勝目、通算4勝目。
・(有)キャロットファームは、本レースは2019年(リスグラシュー)以来の勝利で通算2勝目。JRA・GⅠレースは天皇賞(秋)(エフフォーリア)以来の勝利で本年4勝目、通算29勝目。JRA重賞レースは天皇賞(秋)(エフフォーリア)以来の勝利で本年10勝目、通算121勝目。
・鹿戸雄一調教師は、本レースは管理馬2頭の出走で初勝利。JRA・GⅠレースは天皇賞(秋)(エフフォーリア)以来の勝利で本年3勝目、通算4勝目。JRA重賞レースは天皇賞(秋)(エフフォーリア)以来の勝利で本年4勝目、通算11勝目。
・横山武史騎手は、本レースは2回目の騎乗で初勝利。JRA・GⅠレースは天皇賞(秋)(エフフォーリア)以来の勝利で本年4勝目、通算4勝目。JRA重賞レースは天皇賞(秋)(エフフォーリア)以来の勝利で本年8勝目、通算9勝目。また、父の横山典弘騎手は1996年にサクラローレルで本レースを勝利しており、武邦彦元騎手、武豊騎手に続く史上2組目の親子制覇となった。
・エピファネイア産駒は、本レースは本年出走の2頭が産駒初出走で初勝利。JRA・GⅠレースは阪神ジュベナイルフィリーズ(サークルオブライフ)以来の勝利で本年4勝目、通算7勝目。JRA重賞レースは阪神ジュベナイルフィリーズ(サークルオブライフ)以来の勝利で本年7勝目、通算10勝目。