皐月賞馬エフフォーリアが前年の三冠馬に快勝。3歳馬の天皇賞制覇は19年ぶり史上4頭目(第164回天皇賞(秋))

 10月31日、東京競馬場で行われた第164回天皇賞(秋)(GⅠ)は、当協会会員、(有)キャロットファームのエフフォーリア(牡3歳、美浦・鹿戸雄一厩舎、横山武史騎手)が6番手から差し切りました。芝2,000m(良馬場)の勝ちタイムは1分57秒9。通算成績は6戦5勝、重賞レースは2021年共同通信杯(GⅢ)、皐月賞(GⅠ)に続き本年3勝目、通算3勝目になります。
6番手から抜け出し、前年の三冠馬コントレイル、GⅠ5勝馬グランアレグリアらに1馬身以上の差をつけた
6番手から抜け出し、前年の三冠馬コントレイル、GⅠ5勝馬グランアレグリアらに1馬身以上の差をつけた
〈優勝馬プロフィール〉
エフフォーリア(牡3歳)
馬 主:(有)キャロットファーム
調教師:鹿戸雄一(美浦)
騎 手:横山武史
生産者:ノーザンファーム(安平町)
父・エピファネイア 母・ケイティーズハート
JRA成績:6戦5勝
JRA総獲得賞金:433,276,000円

〈レーストピックス〉
・エフフォーリアは、本レースは初出走で初勝利。3歳馬の優勝は1937年(ハツピーマイト)、1996年(バブルガムフェロー)、2002年(シンボリクリスエス)に続く勝利で、19年ぶり史上4頭目。JRA・GⅠレースは皐月賞以来の勝利で本年2勝目、通算2勝目。JRA重賞レースは皐月賞以来の勝利で本年3勝目、通算3勝目。
・(有)キャロットファームは、本レースは2018年(レイデオロ)以来の勝利で通算2勝目。JRA・GⅠレースは皐月賞(エフフォーリア)以来の勝利で本年3勝目、通算28勝目。JRA重賞レースは京王杯オータムH(カテドラル)以来の勝利で本年9勝目、通算120勝目。
・鹿戸雄一調教師は、本レースは管理馬2頭の出走で初勝利。JRA・GⅠレースは皐月賞(エフフォーリア)以来の勝利で本年2勝目、通算3勝目。JRA重賞レースは皐月賞(エフフォーリア)以来の勝利で本年3勝目、通算10勝目。
・横山武史騎手は、本レースは初騎乗で初勝利。JRA・GⅠレースは前週の菊花賞(タイトルホルダー)に続く勝利で本年3勝目、通算3勝目。JRA重賞レースは前週の菊花賞(タイトルホルダー)に続く勝利で本年7勝目、通算8勝目。また、祖父の横山富雄元騎手は1969年にメジロタイヨウで、父の横山典弘騎手は2009年にカンパニーで本レースを勝利しており、史上初の親子三代天皇賞(秋)制覇となった。
・エピファネイア産駒は、本レースは産駒初出走で初勝利。JRA・GⅠレースは皐月賞(エフフォーリア)以来の勝利で本年2勝目、通算5勝目。JRA重賞レースは前日のアルテミスS(サークルオブライフ)に続く勝利で本年5勝目、通算8勝目。