ユーバーレーベンが2400mで真価を発揮。(株)サラブレッドクラブ・ラフィアンはクラシック初優勝(第82回オークス)

 5月23日、東京競馬場で行われた第82回オークス(GⅠ)は、当協会会員、(株)サラブレッドクラブ・ラフィアンのユーバーレーベン(牝3歳、美浦・手塚貴久厩舎、M.デムーロ騎手)が13番手から差し切りました。芝2,400m(良馬場)の勝ちタイムは2分24秒5。通算成績は7戦2勝、GⅠレースは2回目の挑戦、重賞レースは6回目の挑戦で初勝利になります。
3番人気のユーバーレーベンが残り200mで先頭に立ち、アカイトリノムスメ(青帽)の追撃を1馬身振り切った
3番人気のユーバーレーベンが残り200mで先頭に立ち、アカイトリノムスメ(青帽)の追撃を1馬身振り切った
〈優勝馬プロフィール〉
ユーバーレーベン(牝3歳)
馬 主:(株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
調教師:手塚貴久(美浦)
騎 手:M.デムーロ
生産者:ビッグレッドファーム(新冠町)
父・ゴールドシップ 母・マイネテレジア
JRA成績:7戦2勝
JRA総獲得賞金:196,355,000円

〈レーストピックス〉
・ユーバーレーベンは、GⅠレースは2回目の挑戦で初勝利。JRA重賞レースは6回目の挑戦で初勝利。1勝馬の優勝は1939年(ホシホマレ)、1995年(ダンスパートナー)以来のことで、史上3頭目。
・(株)サラブレッドクラブ・ラフィアンは、本レースは18頭目の出走で初勝利。JRA・GⅠレースは2013年NHKマイルC(マイネルホウオウ)以来の勝利で本年初勝利、通算6勝目(ほかにJ・GⅠ1勝)。JRA重賞レースは2019年小倉2歳S(マイネルグリット)以来の勝利で本年初勝利、通算73勝目。
・手塚貴久調教師は、本レースは管理馬10頭目の出走で初勝利。JRA・GⅠレースはNHKマイルC(シュネルマイスター)以来の勝利で本年2勝目、通算8勝目。JRA重賞レースはNHKマイルC(シュネルマイスター)以来の勝利で本年3勝目、通算30勝目。
・M.デムーロ騎手は、本レースは2019年(ラヴズオンリーユー)以来の勝利で通算2勝目。JRA・GⅠレースは2020年NHKマイルC(ラウダシオン)以来の勝利で本年初勝利、通算33勝目。JRA重賞レースは前週の京王杯スプリングC(ラウダシオン)に続く勝利で本年3勝目、通算98勝目。
・ゴールドシップ産駒は、本レースは産駒2頭目の出走で初勝利。JRA・GⅠレースは産駒延べ12頭目の出走で初勝利。JRA重賞レースは2019年札幌2歳S(ブラックホール)以来の勝利で本年初勝利、通算2勝目。